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Gitプッシュ時に発生したHTTP 500エラーの解決方法

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概要

ローカルリポジトリのコミットをプッシュしようとした際、HTTP 500エラーが発生してしまいました。
この記事では、この問題の原因と、それを解決するために行った手順を紹介します。

表示されたエラーメッセージ

SourceTreeでのエラーメッセージ

SourceTreeからプッシュを試みた際に、以下のエラーメッセージが表示されました。

git --no-optional-locks -c color.branch=false -c color.diff=false -c color.status=false -c diff.mnemonicprefix=false -c core.quotepath=false -c credential.helper=sourcetree push -v --tags --set-upstream my-repository refs/heads/my-branch-name:refs/heads/my-branch-name  
Pushing to https://gitlab.com/****.git  
POST git-receive-pack (chunked)  
error: RPC failed; HTTP 500 curl 22 The requested URL returned error: 500  
send-pack: unexpected disconnect while reading sideband packet  
fatal: the remote end hung up unexpectedly  
Everything up-to-date  
Completed with errors, see above  

ターミナルでのエラーメッセージ

試しにターミナルからもプッシュしてみましたが、同様にHTTP 500エラーが発生しました。

% git push my-repository my-branch-name  
Username for 'https://gitlab.com': ****  
Password for 'https://****@gitlab.com':  
Enumerating objects: 99, done.  
Counting objects: 100% (99/99), done.  
Delta compression using up to 16 threads  
Compressing objects: 100% (74/74), done.  
error: RPC failed; HTTP 500 curl 22 The requested URL returned error: 500  
send-pack: unexpected disconnect while reading sideband packet  
Writing objects: 100% (75/75), 3.59 MiB | 3.73 MiB/s, done.  
Total 75 (delta 22), reused 0 (delta 0), pack-reused 0  
fatal: the remote end hung up unexpectedly  
Everything up-to-date  

解決方法

この問題を解決するために、GitのHTTPバッファサイズを増やす設定を行いました。
通常、Gitのデフォルト設定ではバッファサイズが小さいため、大量のデータをプッシュする際にエラーが発生することがあります。
バッファサイズを増やすことで、データの送信が正常に行えるようになります。

手順

  1. ターミナルでGitリポジトリのディレクトリを参照する

    まず、ターミナルを開いて、Gitリポジトリが保存されているディレクトリに移動します。以下のコマンドを使用して、目的のディレクトリに移動します。

    cd /path/to/your/repository  
    

    /path/to/your/repository を実際のリポジトリのパスに置き換えてください。例えば、リポジトリが Documents フォルダにある場合、次のようになります。

    cd ~/Documents/your-repository  
    

    正しいディレクトリに移動したことを確認するには、以下のコマンドでディレクトリの内容を表示できます。

    ls  
    

    このコマンドで、リポジトリ内のファイルとフォルダが表示されれば正しいディレクトリにいます。

  2. HTTPバッファサイズを増やす

    次に、以下のコマンドを実行して、バッファサイズを500MBに増やします。

    git config --global http.postBuffer 524288000  
    

    この設定により、Gitがデータを送信する際に使用するバッファサイズが増加し、通信の安定性が向上します。

  3. 再度プッシュを試みる

    バッファサイズを増やした後、再度プッシュ操作を実行します。

    git push your-remote-name your-branch-name  
    

    この結果、プッシュが正常に完了し、エラーが解消されました。

結論

今回の問題は、SourceTreeとターミナルの両方からプッシュを試みた際にHTTP 500エラーが発生しましたが、GitのHTTPバッファサイズを増やすことで解決しました。

同様のエラーが発生した場合、今回のようにバッファサイズを調整することで解決できる可能性があります。
ネットワーク環境やリモートサーバーの状態も関係するため、問題が続く場合はサーバーのステータス確認やネットワーク設定の見直しも検討した方がいいかもしれません。

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