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リモートデスクトップの設定

Last updated at Posted at 2024-02-21

はじめに

担当しているお客様の案件でキッティングする際、いつも行っているリモートデスクトップの設定をまとめました。
備忘録であり、新人への引継ぎ用です。

スタンドアローンな環境のため、セキュリティはガバガバです。

環境

Windows 10 から Windows Server 2016 に接続します。
共にデフォルトのワークグループ(WORKGROUP)です。
Windows Server 2016 のローカルアカウント(Administrator、パスワードなし)でログオンします。

001-001.jpg

設定

Windows Server 2016 でリモート接続を許可します。
002-001.jpg

リモート接続で使用する Windows Server 2016 の管理者アカウントが「パスワードなし」のため、下記を「無効」にします。
002-002.jpg

動作確認

クライアント側から下記のコマンドを使用して、リモートデスクトップ用のポート(3389)が開いているかを確認します。

test-netconnection [IPアドレス] -port 3389

003-001.jpg

ポートが開いていることを確認できたら、実際に接続します。
003-002_connect.jpg

エラー

原因は CredSSP 暗号化オラクルの修復である可能性があります。

005-001.jpg

たまによくみるこのエラー。
ややこしいですが Oracle Database とは関係ありません。
サーバ側の Windows Update が 2018年3月より前の場合、発生します。
今回も起こりました。

新しい Windows Update 更新プログラムを適用することが最善の解決方法だと思いますが、下記いずれかの設定で回避できます。

サーバ側設定での回避方法

「ネットワークレベル認証でリモートデスクトップを実行しているコンピュータからのみ接続を許可する(推奨)」のチェックを外します。
005-004.jpg

クライアント側設定での回避方法

レジストリを変更する方法もありますが、より簡単なグループポリシーでの対応を記載します。

gpedit.msc から [コンピューターの構成]>[管理用テンプレート]>[システム]>[資格情報の委任] と進めていきます。
005-002.jpg

「暗号化オラクルの修復」を有効化して、保護レベルを「脆弱」に変更します。
005-003.jpg

おわりに

目新しい情報はないですが、脳内を整理できてよかったです。
他に必要なものがあれば、追記します。

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