はじめに
出ましたね。年間4500億円。
ソフトバンクグループとOpenAIのニュースみんなさんも見ていると思いますが、話題になっているCristal（クリスタル）について、その背景にある具体的なイメージ、直面する課題、そして未来の可能性についてまとめてみる。
そもそもCristalとは？
2022年11月にChatGPTが登場して以来、急速な進化で、人類のパブリックな情報やデータをほぼ全部飲み込みました。
これから企業に対して、AIの活用に向けて、ERPやCRMといった従来システムを超え、企業内の各種リソースを最適に連携・整合させることで、AIの推論能力を使って、経営改善を目指す新たなソリューション。
応用例としては、従業員同士で交わされるメールや、プロジェクトに関する資料、会議記録などをすべてCristalで取り込む。たとえ担当者が退職した場合でも、企業の知識が引き継がれ、途切れない「長期記憶」を実現できる。
一方で、Deep researchのAIエージェントは、従来の単純なタスク自動化を超え、複雑な調査レポートの自動生成や高度なデータ分析を実現できる。
現実に直面する課題
インフラ面
Deep researchを実際に使ってみたら、応答速度について、もう少し成長する余地があると感じました。
大量のデータに基づいて、詳細な分析レポートの作成においては、応答に1時間以上かかりました。
応答速度を上げるため、データセンタや電力面のような、インフラ面をどう解決していくのかはポイントだと思います。
セキュリティ面
インフラ面とも繋がっていますが、企業固有の機密情報や個人情報を取り扱う上で、データ漏洩や不正アクセスのリスクを、どう削減できるかも気になりますね。
未来の可能性
もしソフトバンクグループがCristalを導入成功するとして、将来的に大手企業やソフトバンクのような先進企業での導入が進むと予想できるだと思います。
ただ、費用面として、年間4500億円は中小企業に対して、厳しい部分があると思いますそれから中小企業向けの製品とソリューションも継続出てくるでしょう。
一方、実際にどの程度の効果をもたらすか現在見えていない部分が多いので、メリデメをもっと精査したいですね。
終わりに
2025年は、AIエージェント元年と呼ばれているですが、これからも更に盛り上がっていくではないでしょうか。AIを活用した企業改革の可能性や現実の課題解決について、すごく興味深いです。
面白い発想や活用例がありましたら、コメントを待ちしております！