はじめに
結論から言うと将来の自分の市場価値と自分の適性を考えて仕事を選びたいと考えているある程度学歴を持った人にとっては自分は「機械学習を学ぶ」というのが最短のゴールであると考えています。
ちなみに自分自身は機械学習のスキルが特別ずば抜けている訳でもないただのこれからようやく業務に機械学習エンジニアとして携わり始める人間ですが、まずここで機械学習を学ぶことでの将来のメリットをまず5つ提示していきます!
1、将来自分のスキルの掛け算で勝負しやすい
2、将来週4以下や時短勤務やリモートワークなどの自由な働き方ができる確率が上がる
3、英語数学などの机に向かうなどの勉強面も大事
4、将来的に需要が大きく伸びそう
5、万が一需要が低くなることがあっても、そこで学んだ統計や数学、プログラミングなどのスキルは他に生かしやすい
一つずつ見ていきたいと思います
1、将来自分のスキルの掛け算で勝負しやすい
皆さんご存知であると考えていますが、今世の中で様々なものとAIが掛け合わされています。○○techという言葉は皆さんご存知であると思います。このように、AIというのは世の中の多くのものと融合されるものです。
また、どうしてスキルの掛け算で勝負することが大事かというと、シンプルに言うと一つの分野で偏差値70の人間になるより、偏差値60の分野を作った方が基本的に楽でコスパがいいからです。例えば受験を例にとると、英語1科目で入れる大学には、英語の偏差値がむちゃくちゃ高い人がたくさん来ますよね、例えば3年アメリカにいましたみたいな帰国子女だったり。そこで一流になるにはかなりの労力が必要になりますし、それなら特別苦手意識がないなら数学と英語2科目で受けられるところで勝負した方がいいよねって話です。
同じように例えばマーケティングについて偏差値70のスペシャリストになったり、機械学習において偏差値70のスペシャリストになるよりも、その両方に置いて偏差値60になった方が楽ですし、天才みたいな人たちと勝負しないで済みます。
将来週4以下や時短勤務やリモートワークなどの自由な働き方ができる確率が上がる
これは僕の勝手な予測ですが、AI系の仕事と言うのは IT企業が多いです。このような企業では、柔軟な働き方を推し進めている企業が多いです。そのため、機械学習のスキルを身につけることは将来自由な働き方をするという選択肢を広げることができます。
英語数学などの机に向かうなどの勉強面も大事
ここまでのものならただのエンジニアでいいなということは皆さん考えているかもしれません。
世の中には他にも多くのエンジニア業務ってありますよね、これは正直1から始めるなら勉強ができる人もできない人も同じ土俵からスタートする訳です。せっかく大学まで勉強してきたのにそれはもったいないですよね。
しかし、機械学習はまずアルゴリズムを理解するために数学の知識が必要ですし、それに加えてあまり解説などが多く広まっていないため調べるときには英語しか文章がないということも多々ありますもちろん普通のエンジニアも英語の文章しかない時もありますが、それよりも頻度がさらに高い印象です。
将来的に需要が大きく伸びそう
これは言うまでもないですね。例えば会計学や薬学などは勉強しても需要は横ばいですが、機械学習についてはこれから需要が大きくなっていく可能性は非常に高いでしょう。その中で需要>>>供給となることも多くあります。
万が一需要が低くなることがあっても、そこで学んだ統計や数学、プログラミングなどのスキルは他に生かしやすい
需要は非常に高まる可能性が高いと書きましたが、もちろん機械における自動化などのリスクはあります。例えば実際に自動化を行うツールであるAutoMLというものが話題になっていたりします。これによって専門家よりも良い予測精度を出したという話もあるくらいです。
そうなってきたら、機械学習を行う人の需要はこれから減っていくかもしれません。しかし、機械学習では「統計」「数学」「プログラミング」の三つの要素を学ぶことが必要不可欠です。そのためこのスキルは機械学習が潰れても残るものですし、スキルが0になる心配はありません。
終わりに
ここまで機械学習を学ぶことによるメリットを書いていきました。
学生などの多く(特に文系)は将来の役に立てるためになんとな英語を勉強したり簿記を勉強したりしている人が多いと思います。
「AI」「機械学習」と聞くと難しそうだなと考える人は多くいると思います。しかし、この機械学習の難しいところは「プログラミングの質問ができる人がいる」という環境さえ整えれば払拭できると考えていますし、それがなくても適切な順番で勉強をしていけば理解できるはずです(この順番については今度書きたいと思います)。ぜひ将来のために役立てたい!と考えて勉強している人には「機械学習」という選択肢を持って欲しいです。