概要
オリジナルのアプリを作っていたりすると、コード中にオリジナルの言葉が登場することは多々あると思います。
ですがAndroid Studioは親切なので、そういった言葉も余計なことにご丁寧にタイポ指摘してくれます。
アプリ自体に影響があるわけではないのでそのままでも全然問題ないのですが、何か気持ち悪い!となるのでこれが出ないようにします。
対処法
1. Android Studioの設定で対処
以下の画像のように、設定のSpellingで指摘しないでほしいワードを追加します。
個人で進めているプロジェクトならこれで必要十分だと思います。
2. spellチェック自体外してしまう
設定 -> Inspections -> Typoの部分のチェックを外すことで、そもそもタイポチェックをしないようにもできます。
ただこれをやってしまうと本当に間違っているワードも指摘してくれなくなってしまうので、この方法を取るという選択肢はまずありえないかなと思います。
3. 辞書ファイルを設定する
まず、dicファイルを作って中にタイポ指摘して欲しくないワードを羅列します。
アプリレベルのbuild.gradleと同じレベルに置くのが良いと思います。
falconflat
qiita
...
※whiteListはアクセスや使用が許可されている安全なものを定義したリストという意味です。
作成したら、1の方法で見た設定のSpellingを開きます。
Custom dictionariesという項目があると思うので、ここの+を押して上記のdicファイルを追加しましょう。
dicファイルに載せた文字がタイポ指摘されなくなります。
もしかしたら保存かIDEの再起動が必要になるかもしれません。
複数人のプロジェクトとして作っているならこれがベストかと思います。
IntelliJなどJetBrains製のIDEは同じようにできるかと思います。
それぞれのIDEで最初にこれを設定しておけば、新しいワードが追加されたら適宜dicファイルに反映するだけでうるさいタイポ指摘にサヨナラできます。
追記
上記の3の方法の場合、個々人で設定する手間がかかってしまいます(初回だけなので大した手間ではないですが)
それを避けたいならば、1の方法を取って、.idea/dictionaries
以下に設定されるユーザー名.xml
のファイルを任意の名前に変更します。
以下のようなファイルです。
<component name="ProjectDictionaryState">
<dictionary name="white_list">
<words>
<w>falconflat</w>
</words>
</dictionary>
</component>
そして.gitignore
から.idea/dictionaries
を削除してGitにプッシュします。
これによりチーム全員で設定なしに同じ辞書を共有することができます。
3の方法とお好きな方を選択すると良いと思います。
参考