ワークシート関数をコピペで利用する方法
(基礎?応用?どっちだろう?見直してみたら高度技術だったみたい)
長くなるのでご覚悟を(_ _)(笑)
Excel 、google スプレッドシート、Libre Offe Calc など、対応・・・だと思う・・・(T T)
※ 文字入力の日本語入力モードと直接モードに注意してください
↓サンプルダウンロード
sample0001.xls
sample0002.xls
これは、あくまでサンプルです。今回は、sample0002.xlsx については投稿してません。
セルA1 に
=IF(B1 < C1, ”真”, ”偽”) という 題材で作っていきたいと思います。
このようなものを作る場合の理論をまずは、お伝えします。
セルA2 に まずは、B1 < C1 だけを作っていきます。
セルB1 に 1 、 セルC1 に 2 を 入力しておいてください
※日本語入力を文字列以外入力しない時はオフにしたりする切り替えが必要です。
=を入力する時は、日本語オフです。
知ってる方もいらっしゃるでしょうが
セルA2 に
=
を挿入し、
B1をクリックしエンター
すると A2 に 1 が表示したと思います。
セルA2 を再度クリックし キーボードのF2 を押下してください。
するとセルの中の右端に | (カーソル) が表示されたと思います。
この状態で、< を 入力し そのまま 、セルC1 をクリックしてください。
そしてエンター
するとセルA2にTRUE が表示されたと思います。
この状態で、B1 に 2 、C1に1 を 入力して見てください。
するとセルA2にFALSE と表示されたと思います。
これのTRUEとFALSEとは何かですが、これセルA2に書かれた条件式の結果なんです。
つまり、B1 < C1 の条件が合えば、TRUE(真) 、違えば FLASE(偽)
が表示されるということです。
条件式には < 、<=、> 、>=、 =、 <>(不等号)など があります。
いろいろ試されてみてください。
では、
最初の頃に書いた
セルA1 に
=IF(B1 < C1, ”真”, ”偽”)
と何が関係があるのかですが、大有りです。
=IF(B1 < C1, ”真”, ”偽”) の
IF関数は、ただ単純に条件式のB1 < C1 の部分の結果
つまり、TRUE (真)、FALSE(偽)の結果を表示させていただけなんです。
TRUEなら”真”の部分を処理、FALSEなら”偽”の部分の処理にしてただけみたいなんです。
さて、なぜ?上記で処理というふうに書いてるかなのですが、この”真”、”偽”の部分に
ワークシート関数を挿入できるのですが、
今は混乱する可能性がありますので、この説明は後々順をおって説明していきます。
(今回はいたしません)
では、戻って実際作っていきます。
ここからは、少し特殊なやり方です。
セルA2をクリックして、数式バーを見てください
セルA2 が
=B1<C1
とういう式になっていると思います。
これが、先程の説明したものの正体です。
では、この=B1<C1の
= の部分をキーボードのBS または DEL で削除してください
セルA2に
B1 < C1
と表示されたらOKです。
これは、= が セルの先頭にあれば、関数式。
なければ、文字列、数値などのデータとExcelなどの表計算ソフトでは、認識されます。
そして、
セルA1 に 普通のIFの関数の作り方で
=IF(B1 = 1, ”真”, ”偽”)作っておいてください。ベースになるものを作ります。
そして、これの左の = を数式バーから削除して
IF(B1 = 1, ”真”, ”偽”)にしておいてください。
先程の説明の文字列にしておくということですね。
さらに、セルA1に表示されている
IF(B1 = 1, ”真”, ”偽”)のB1=1 の部分を数式バーで消し
IF(, ”真”, ”偽”)にしておきます。※ , は必ず残してください
※これは、現在、文字列のデータとなっており、数式ではありません。
あくまでも、SUMなどの数式の先頭に半角の= が入れば、数式になります。
では、先程のセルA2 をコピーします。
面倒なので、ショートカットのCtrl(⌘) + c でコピーしてください。
これは、=がある状態でコピーするとあとあとエラーなどで面倒なので、先に消しました。
そして数式バーで、|(カーソル)を
IF( の隣に挿入して、IF( | , ”真” ,”偽”)の状態
(セルA2をクリックして、数式バーのその場所をでクリック、
または、セルA2をクリックしてF2キーで入力状態にして、
キーボードの矢印キーの← →の左右を押していき移動)
にし、
Ctrl(⌘) + v で挿入
セルA1に
IF(B1 < C1, ”真”, ”偽”)が表示されれば良いです。
あとは、= を数式バーの先頭に挿入してエンターするだけ
こんな感じです。
=IF(B1 < C1, ”真”, ”偽”)
もし、エラーが出たら、落ち着いて、また数式バーで 先頭の= を消し、よく眺めてください
修正したら、また、数式バーで、先頭に = をつける
※関数式は一度かならず、=(関数式) のやり方で雛形を作ってください。
= 無しの文字列状態で最初から作ってると、
わけわからない文字コードのエラーが出やすいです。
で、なんで、こんな面倒なやり方を伝えたかなのですが、
たとえば、
=IF(AND(B6>=$D$3,C6>=$D$3,D6>=$D$3),IF(SUM($B6:$D6)>=$E$3,SUM($B6:$D6),"不合格"),"不合格")
※ANDの部分は、ソフトによって少し関数式の使い方が違うかも(_ _)
こういった複雑ものを作ろうとすると、さきほど説明したやり方のほうが、便利だと思います。
では、セルB1 と セルC1 にいろいろな数値を入れて試してみてください。
以上です。
お役に立てれば幸いです。