今日の記事の内容
- Rustを100日間学ぶよ
- Rust初心者だよ
- Rustを導入するよ
- Hello, worldを表示させるよ
100DaysOfCodeとは
- 100日間、毎日最低1時間プログラミングする
- 毎日の進捗を投稿する
このチャレンジを 100DaysOfCode と呼びます。
これから毎日100日間Rustを学んでいきます。
Rustとは
Rust(ラスト)は、性能、メモリ安全性、安全な並行性を目指して設計されたプログラミング言語です。C言語やC++に代わるプログラミング言語を目指しており、今日では様々な企業がRustを採用しています。
Rustを導入しよう
Rustは通常、rustupを使用して導入します。
以下は、Windows環境での導入手順となります。それ以外の環境の方は、公式サイトの手順通りに導入してください。Windowsでは、MicrosoftがRust専用のインストール手順を用意しているので、それに従ってインストールします。
本記事では、手順に沿って実際にインストールするまでを説明します。
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Microsoft Visual Studioをダウンロード
こちらから、Visual Studioをダウンロードします。
"VisualStudioSetup.exe" というインストーラーがダウンロードされるので、これを実行します。インストーラーの手順に従って進めればよいです。
インストール開始前に、この画面がでてきます。ここで、「.NET デスクトップ開発」、「C++ によるデスクトップ開発」、「Windowsアプリケーション開発」を選択します。また、個別のコンポーネントのタブで、「Git for Windows」を指定して一緒にインストールします。 -
Rustのインストール
Rustのインストールは通常、rustupを使います。
Rustのインストーラーのダウンロードページから、利用しているOSのビット数のものを選んでダウンロードします。
筆者はWindows11 64bitなので「RUSTUP-INIT.EXE(64-BIT)」をダウンロードします。
すると、「rustup-init.exe」というインストーラーがダウンロードされます。これを実行すると、以下のようなコンソール画面が表示されるので、「1」を入力し、ENTERを押すとインストールが始まります。
"Rust is installed now. Great!"と表示されればインストール完了です。 -
Visual Studio Codeをインストールする
次に開発環境を整備します。Rustの開発ではさまざまな開発環境を利用できます。筆者はVisual Studio Code(VSCode)を使います。こちらからダウンロードし、インストーラーの手順に沿ってインストールします。初回の起動では以下の画像のようになっています。
まずは日本語にして、そのあとRust開発に必要な機能を追加します。Extensionsタブを押し、検索ボックスから「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」を検索し、「install」をおします。次に、画面右下に「Change Language and Restart」というボタンが出てくるので、これを押してVSCodeを再起動します。これで日本語に変わりました。
次に、もう一度拡張機能タブを開き、「rust-analyzer」、「CodeLLDB」をインストールします。 -
正常にインストールされているかチェック
Rustが正常にインストールされているかチェックします。cmdまたはVScode内のターミナルから、以下のコマンドを実行して同じような出力が得られれば成功です。
PS C:\Users\Darkn> cargo --version
cargo 1.83.0 (5ffbef321 2024-10-29)
Rustを動かしてみよう
Rustを導入することができたので、さっそくRustを動かしていきます。
cmdまたはVScodeのターミナルで、以下のコマンドを順番に実行してください。
cargo new hello_rust
cd hello_rust
cargo run
これで、hello_rustというフォルダがusername直下に作られ、そのフォルダに移動し、プログラムが実行されます。
実行結果は、おそらく
Hello, world!
でしょう。
作成したフォルダの中身は以下のようになっています。
hello_rust/
├ src/ main.rs
├ target/ ...
├ Cargo.lock
└ Cargo.toml
ソース自体はsrc/直下に置きます。デフォルトで「main.rs」が入っています。これをVSCodeで覗いてみると、
fn main() {
println!("Hello, world!");
}
とても簡潔になっていますね。
Hello, rust!と表示して終わりにしましょう。
fn main() {
println!("Hello, rust!");
}
これで保存して実行します。
実行は、cargo runです。覚えましょう。
すると、
Hello, rust!
と表示されました。
おわりに
おつかれさまでした。今回は、100DaysOfCode 一日目として、Rustの導入を行いました。
明日は画面出力について学んでいきます。
ご精読、ありがとうございました。