#はじめに
これは備忘録です。濃い内容は期待しないでください。
#grepコマンドとは
ファイル内の指定文字列を検索し、その文字列が含まれる行を出力する。
###例
example.txt
test1 aaa bbb ccc ddd
test2 aaa bbb ccc ddd
test3 aaa bbb ccc ddd
$ cat example.txt | grep 'test2'
#出力結果
test2 aaa bbb ccc ddd
#cutコマンドとは
ファイル内の各行から指定部分のみ出力する。grepコマンドと似ているが、cutコマンドはより詳しい絞り込みができる(?)
###例
cutコマンドには各種オプションを使い分けて使用する。
example.txt
test aaa bbb ccc ddd
-bオプションはファイルの指定したビット数だけ出力する。例えば-b2-4と指定したら2〜4文字目だけ出力する。
$ cat example.txt | cut -b2-4
#出力結果
est
-dオプションは、指定した1文字を区切り文字として項目を区切る。基本-fオプションと組み合わせて使用する。
-fオプションは-dで区切られた項目の中から、項目数で指定して出力させたいところだけを出力する。
$ cat example.txt | cut -d' ' -f2
#出力結果
aaa
#grepコマンドとcutコマンドを使い合わせる
以下のようなファイルがあったとする。
example.txt
test1 watashi ha tanaka
test2 watashi ha satou
test3 watashi ha suzuki
例えば2行目の"satou"の部分のみ出力させたい場合は以下のように打つ。
$ cat example.txt | grep 'test2' | cut -d' ' -f4
#出力結果
satou