この記事ではJust-In-Timeコンパイルにより高速計算を実現するライブラリJAXをWindowsに導入する手順を説明します。
JITコンパイル、JAXの説明はしません。
【参考】https://github.com/cloudhan/jax-windows-builder
1. jaxlibのwhlファイルをダウンロードする
https://whls.blob.core.windows.net/unstable/index.htmlから自分の環境にあったjaxlibのwhlファイルをダウンロードします。
該当ファイルがどれかわからない!という方は次のコードを実行することでCPU/cuda、jaxlibのバージョン、cp等を確認してください。
pip3 debug --verbose
2. whlファイルをインストールする
ダウンロードしたwhlファイルのパスをコピーしpip installします。
※Windowsではshift+右クリックでパスのコピーを選択できる。
pip install "C:\Users\~~~~~.whl"
3. jaxをpip installする
状況に応じてjax[gpu]やバージョンの指定が必要です。詳しくは
pip install jax
4. jaxをimportする
import jax
実際にはimport jax.numpy as np
やjnp
と使うことが多いと思いますが、np.randomのようにnumpy同様に使えない処理もあります。
今後に期待しましょう!