概要
Excel出力の際に住所を分割したい。
今回はBizroboからExcelファイルへデータ入力をExcelAPIを用いて住所の分割をしていきたいと思います。
下記ExcelAPI URL
https://excelapi.org/docs/post/address-separate/
API
Application Programming Interfaceの略ですが、
ここではざっくりと第3者が提供している機能を使って、
ほかのアプリケーションを呼び出したり、連携の処理を行ってくれる
便利ツールと考えていただければと思います。
使用例
今回はBizroboを用いて、取得した住所データをExcel APIで分割していきます。
上記の画像ではBizroboのDesign studio上でExcelファイルを開いているのですが、
住所のフルがA列にはいっておりますので、(※架空の住所となります)
ExcelAPIを用いて
住所1には 都道府県
住所2には 市区町村
住所3には 町丁目
住所4には 番地・建物名
という形で分割していきたいと思います。
ちなみにTypeファイルは下記のように作成し、
ロボットファイル側でTypeファイルを読み込むようにします。
次にループ処理で住所を繰り返し
変数の「住所」へ格納をしていきます。
ExcelファイルのA列の住所を繰り返し処理で、変数の「住所」へ格納できたところで、
いよいよAPIの設定へ入ります。
アクションステップを挿入し
下記のアクションを選択してください。(日本語設定の方は「Webサービス呼出」となっているかと思います。)
そうすると
URL欄とOutput欄が必須項目となりますので入力していきます。
URL欄には
https://api.excelapi.org/post/address-separate
を入力し、
出力先には変数を指定し「住所1」を選択しております。
また、今回APIを利用するにあたって、
partsと
address が必須項目となりますのでParametersへ設定しておきます。
+ボタンから設定していきましょう。
エンドステップへ移動してみると、
県名までが取得できていることが確認できるかと思います。
この後は、partsを2,3,4へ変えたステップを追加することで、
残りの分割された住所を取得することができます。
parts=2 市区町村
parts=3 町丁目
parts=4 番地・建物名
そのほかにも形式の変更が可能となるようですので、
分割の形式を変更されたい方はExcelAPIのサイトを参照してみてください。
まとめ
今回はBizroboでWebサービス呼出の機能について記事にしてみました。
APIを使用すると開発の幅が広がるため適宜使用してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます。