18
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

筑波NSミライラボAdvent Calendar 2023

Day 10

AtCoder Junior League のすすめ

Last updated at Posted at 2023-12-09

この記事は 筑波NSミライラボ Advent Calendar 2023 10日目の記事です。

自己紹介

えすぜろ (@Eszero) です。
競技プログラミングが好きな中学3年生です。
AtCoderの色は緑で、言語はPythonを使用しています。
また、AtCoder Junior Leagueでは、現在中3ランキング19位(92人中)です。20位以上を維持することを目標にしています。

AtCoderについて

「そもそもAtCoderって何?」という人もいるのではないかと思います。
AtCoder公式サイト から引用して説明すると、

AtCoderは、世界最高峰の競技プログラミングサイトです。
リアルタイムのオンラインコンテストで競い合うことや、
5,000以上の過去問にいつでもチャレンジすることができます。

コンテストは、最も頻度の多いものだと AtCoder Beginner Contest (ABC) が毎週土曜日に開催されています。

コンテストでは、解けた問題数やかかった時間に応じて順位が決まり、その順位から"パフォーマンス"という値が算出されます。

この"パフォーマンス"に応じて、参加者の"レーティング"という値が上がったり、下がったりします。

"パフォーマンス"はユーザーのあるコンテスト内での成績を示した数値、
"レーティング"はユーザーのAtCoder内での強さを示した数値というイメージです。

"レーティング"の数値に応じた色分けもあり、上から順に
・黒 となっています。
僕が所属している緑色は上から数えると6番目の色だということがわかります。

AtCoder Junior League (AJL)

ここからが本題です。

AtCoder Junior League (AJL) とは、中高生のみが参加できる、学校別・学年別に順位がつけられるリーグです。
順位は、AtCoder上でのコンテストの成績に応じて計算される スコア によって決められます。

下の画像は高校部門の学校ランキングです。 (S高等学校が11位!)

スクリーンショット 2023-12-06 0.09.56.png

2023/12/5現在、参加者は900名を超えており、多くの中高生と競うことができます。

AJLをすすめる理由

  • ライバルが見つけやすい
  • 同じ学年の人と競える
  • モチベーションが高めやすい

大学生や社会人 (中高生にとって年上) が多い競技プログラミングという世界で、同年代と競うことができるというのが一番の魅力ではないかと思います。

競技プログラミングには、数学的素養やプログラミングの経験が大きく関わるので、どうしても中高生にとって不利になりやすいです。
しかし、AJLでは近い年齢層の人と競い合うことができるので、知識量の差が少なく、モチベーションが高めやすいです。また、ライバルを見つけて互いに実力を高め合うことができると思います。

少し話が逸れますが、中高生が参加できる競技プログラミングの大会として 情報オリンピック というものもあるので、興味があればぜひ調べてみてください。

注意点

AJLの順位表では AtCoder ID、学校名、学年 がセットで公開されます。
このあたりの個人情報を載せたくないという方にはあまりおすすめできません...

おわりに

ここまでAJLをすすめておいてなのですが、今年のAJLはあと3週間ほどで期間が終わってしまいます。

そのため、この記事を見て「参加したい!」と思った方は、今年のAJLはお試し的な感覚で参加していただけたらなと思います。
(おそらく来年も開催されると思うので...!)

この記事をきっかけに、競技プログラミングを楽しむ中高生、今後のAJLの参加者が
一人でも増えたら幸いです。

18
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
18
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?