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VSCodeでRed Hat Decision Managerの開発環境を作る

Last updated at Posted at 2020-05-03

開発ツールとして、VSCodeを使う人がかなり増えてますが、そうなると各種拡張機能も、VSCode向けのがどんどん先に作られて、そしてみんなこっちに来ちゃうみたいな。
まあ、自然の摂理ですね。

2020年4月時点では、Red Hat Decision Managerの開発環境として、正式にサポートしているのは、EclipseベースのRed Hat CodeReady Studio(旧:Red Hat JBoss Developer Studio)だけですが、まあ、開発環境のサポート云々よりも、自分の使い慣れた開発環境で使えたほうがよい、という人のほうが多いかなと思います。

VSCode派が増える中、横目でチラチラ見てるだけでしたが、私もついに完全に乗り換えました。
Visual Studioでしょ?って思ってたけど、昔のVisual Studioとはほぼ別物な感じですね。

というわけで、VSCodeで、Red Hat Decision Managerの開発環境作る方法を紹介します。

VSCodeのインストール

VSCodeはオープンソースで無料で利用出来ます。
Windowsはもちろん、MacでもLinuxでも使えます。

Mac向けのVSCodeインストール手順は、以下サイトなどが参考になるかと。

MacOSでVisual Studio Codeをインストールする手順

追加した拡張機能

さて、それでは、Red Hat Decision Managerの開発をする上であったら便利な拡張機能について。
私が入れたのは、以下です。
VSCode上で、Extensionの検索機能があるので、そこから検索して簡単にインストール出来ます。

  • [Japanese Language Pack for Visual Studio Code] (https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=MS-CEINTL.vscode-language-pack-ja)

    • 日本語化パック。もちろん入れなくても良いが、慣れないうちはあったほうがちょっと嬉しい。
  • Drools

    • DRLがハイライトされるエディタ。こんな感じ。↓
    スクリーンショット
  • Java Extension Pack

    • Java開発に必要なもろもろが一通りこれで入ります
  • Open in External App

    • 外部ファイルをVSCodeから開くためのもの。Excelで書いたデシジョンテーブルを開く際にこれがあると便利。
    • Extensionを入れてないと、以下のようにExcelファイルが開けない。
    スクリーンショット

(VSCodeのエディタ内でExcelを表示するだけなら、excel viewerなどあるが、編集は出来ない。)

- このExtensionを入れると、外部ファイルも、右クリック → Open in External App で開けます(VSCode内で開くのではなく、アプリが別で起動する)

<img width="350" alt="スクリーンショット" src="https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/276989/e2148fd9-b0cd-4e0d-d735-8351d1c89235.png">  <img width="400" alt="スクリーンショット" src="https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/276989/3b04af3f-8218-ccef-88aa-9c0a3dbfaa73.png">
  • vscode-icons

    • 多くのアイコンに対応しているので、カラフルな表示になってちょっと嬉しい。まったくもって好みの問題。(アイコンが見やすいように、配色をLightにしてみた)
    スクリーンショット 2020-05-01 15.47.32.png

まずは上記があれば、開発始められるかと。

ただし、GitやMavenなどは、別途使えるようにしてあることが前提です。VSCodeからは、それらはたいていコマンドベースで使います。

Macで最初にやるべき設定

コマンドでVSCodeを起動したい場合、以下をやります。(やっておいたほうがよいです)

  1. Command + Shift + P で、コマンドパレットを表示
  2. Shell Command: Install 'code' command in PATH command を選択して実行 (>shell と打つと出てきます)
スクリーンショット

これで、ターミナルなどから、$ code と入力すると、VSCodeが起動できるようになります。
起動したいディレクトリに移動して、$ code . と入れると、そのディレクトリが開きます。(ワークスペースを指定して開くようなイメージで、便利)

更に追加すると便利な拡張機能

Kogito Bundle

BPMNとDMNのエディタなどが含まれています。

スクリーンショット.png

有効にする方法

インストールしただけでは、この拡張機能は有効になりません。
これを有効にするには、VSCodeの起動時に起動オプションをつける必要があります。
起動オプションは以下の通り。

$ code --enable-proposed-api kiegroup.vscode-extension-pack-kogito-kie-editors


今は、VSCodeを再起動すれば、使えるようになるはず。

これで、拡張子がbpmnかdmnのファイルのときに、エディタが開きます。
ルールフローはこのエディタで作成することが出来ます。

スクリーンショット 2020-05-01 16.25.18.png

参考記事

MacOSでVisual Studio Codeをインストールする手順

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