##はじめに
未来電子テクノロジーでインターンをしている宮﨑です。
Pythonの基礎であるクラスとメソッドを再確認するためにまとめたいと思います。
もし誤りがあれば修正するのでどんどん指摘してください。
##語句説明
クラス・・・設計図や型のようなもの。カテゴリー(動物、フルーツなど)のようなもの。
インスタンス・・・クラスをもとに作られる「もの」。一つのクラスから複数のインスタンスを作れる。
メソッド・・・クラスの中で定義した関数(処理のまとまり)のこと。
##書き方の流れ
####クラスを用意する
クラス名をclass
の後に書く。
class クラス名:
####クラスにメソッドを定義する
メソッド名をdef
の後に書く。
メソッドは、それぞれのインスタンス自身を示すself
を第一引数にする。
def info(self):
print(self.name)
####(補足)コンストラクタ
インスタンスを生成した時に、自動的に呼び出すメソッドのことをコンストラクタといい、そのうちインスタンスを初期化するメソッドとして__init__
を定義できる。
__init__
の他には、インスタンスを作るときに呼ばれる__new__
メソッドもある。
####クラスからインスタンスを生成
クラス名()
でインスタンスを生成でき、インスタンスを変数に代入する。
変数名 = クラス名()
####メソッドを呼び出す
どのインスタンスに対してメソッドを呼び出すのかを明らかにするために、メソッド名の前にインスタンス名をつける。
インタンス名.メソッド名()
##具体例
# クラス定義
class Fruit:
# 初期化メソッド定義
def __init__(self, name):
self.name = name
# 一般メソッドの定義
def info(self):
print(self.name + "です。")
# インスタンスの生成
apple = Fruit("リンゴ")
# メソッドの呼び出し
apple.info()
# 「リンゴです」と出力される
##まとめ
今回は、Pythonのクラスやインスタンスについてまとめました。
何気なく使っているものも、再確認してみるとより使いやすくなるのではないでしょうか。