LinuCレベル2に無事合格しましたので、合格体験記をここに残します。
これから受ける方のご参考になりましたら幸いです!
LinuCレベル1の合格体験記はこちらから
LinuC レベル2の結果
偶然にも201、202どちらも666点でした。
ちなみに101も666点でした。
(オーメン666) https://www.20thcenturystudios.jp/movies/omen666
使用した教材
- Ping-t(https://mondai.ping-t.com/g)
- 学易(https://gakuyasu.byaku.jp/)
- 小豆本(Linux教科書 LinuCレベル2 Version 10.0対応)
- 白本(Linux教科書 LinuCレベル2 スピードマスター問題集 Version 10.0対応)
試験の難易度について
Ping-tをしっかりやり込んでいれば問題なく合格出来る難易度だと思いました。
「202は難しい!」とよく言われていてビビっていたのですが、201と難易度的にはあまり変わらなかったです。
ただ、範囲がかなり広く、覚える単語もかなり多いので勉強量は201の2倍くらいになるかもしれません...
試験範囲が広がる分、応用問題的なものはあまり多く出題されなかった印象でした。
勉強方法・期間
勉強期間は2週間ちょっとです。
勉強方法は↓のような感じで進めました。
試験2週間前の勉強方法
小豆本でざっくり理解 + 小豆本の問題演習
↓
Ping-tで問題演習
をループさせて理解を深めていきます。
試験1週間前の勉強方法
Ping-tで全章を一通り復習できたら、Ping-tの模擬試験を解いていきます。
レベル40まで進めると安心して試験に臨めるかなと思います。
※Ping-tのコマ問は201、202どちらもやりませんでした。試験にはコマ問は数問程度しか出題されませんので、やらなくていいと思います。
202では白本も買っていたので、そちらの問題も合わせて解きまくりました。
試験数日前の勉強方法
試験数日前は学易の問題(51問)や小豆本や白本の模擬試験を解きました。
これらの模擬試験はそれぞれ1回分しかないので、試験数日前に解くのがオススメです。
模擬試験で7割~8割程度取れていたら本番の試験も合格圏内だと思います。
勉強していて思ったこと
Sambaの設定項目どうなっとるんじゃい!!!
既に202勉強している人なら共感していただけるかと思いますが、Sambaの設定(/etc/samba/smb.conf)にはパスワードの単語が3種類出てきます。
1つめ : passwords
encrypt passwords = yes|no
null passwords = yes|no
2つめ : password
unix password sync = yes|no
passwordとpasswordsの2種類が同じ設定ファイルにあるだけでもややこしいのですが、Sambaは私たちの想像を超えてきます。
3つめ : passwd
passwd program = プログラム名
passwd chat = 文字列
まさかの省略形登場。
勘弁してくれSamba!!
Sambaの開発者もLinuCやLPICの出題範囲になる事を想定して設定項目を考えているわけではないので、どのような設定項目でも受験者側が頑張って覚える必要があるのは重々承知しております。
が、同じ設定ファイルに3種類のパスワードは流石に勘弁してほしいと思いました。
Googleスライドでの勉強ノート作成がめちゃ便利
GoogleスライドにPing-tの解説の画像などをどんどん貼って勉強していくとかなり良いと思いました。
単語カード的な使い方もできて勉強が捗ります。
通勤時間中にもスライドの流し読みで勉強できますし、隙間時間で効率よく勉強できます。
LinuCやLPICのセミナーのアーカイブで手を動かしてみる
YouTubeでLinuCやLPICの過去のセミナーがYouTubeで公開されているので、それらを見ながら実際に環境構築してみるのも良かったです。
LinuC全体の感想(レベル1&2)
体系的にLinuxを学べて、業務でも使える知識も学べて、受験して良かったと思いました。
ただ、SambaやSquidやLDAPなどはこれまで自分で構築した経験がないので、覚えることも多くて大変でした。
体系的に学べるのが資格の良い面でもあると思いますので、インフラ興味ある人は受験してみると新しい発見があって楽しいと思います。
LinuCについてはレベル1合格時に書いた↓の記事でも冒頭で触れていますので、気になる方はご覧ください。