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生成AIで楽をしたいというニーズは非常に多いのだが、それにしても低品質な記事がやたらと多い印象を受けるのでとりあえず現時点(24/4/8現在)ChatGPTに課金(ChatGPT plusに)したら何が出来るのか?そして何が不向きなのか?を述べておく。
ChatGPTは月額20ドルであり、日本円で約3000円に相当する。役に立つかどうかはよく考えた方がいい。もちろん、上手に使えばとてつもなく役に立つ。
課金版ChatGpt で可能なこと
・トークンとして文字列のほかに、ファイルや画像を読み取らせることが出来る
※最近の無料版でも画像読み込みは可能になりました。
URL読みとりは不可のようです
参考
・URLでアクセス先ページを読み込ませることができる(無料版ではデタラメな嘘出力しかしない)
・カスタムGPTを制作出来る
-制作したカスタムGPTは外部に公開出来る
僕が制作したもの:https://chat.openai.com/g/g-qn3b09Pph-visualstudio-analyzer
┗但し現状では名前まで公開しなくてはならない(もちろん非公開にできない)。公開される名前はクレジットカードの名義か何からしい。
バグだったらしく、今日見たら直ってました(4/14現在)。
非表示にした場合は連携したTwitter等のアカウント名になるようです。
┗いまいちなんで作り直そうかなと思っている
・共有用リンクを出力させることが出来る
-出力出来る文字容量に制限があるため、画像などを読み込ませているとサイズ制限分を使い切ってしまう。そうなると共有リンクの生成に失敗する。
・無料版でも有料版でも読み込みトークンは入力履歴まで含めて4096トークンまでである(おそらく入力したものから適用される)。日本語文ではその1/2の2048文字(ひらがなや漢字等の2バイト文字の場合)までとなる。1 つのトークンは英語のテキストの 4 文字にほぼ相当するとのこと。これはChatGPTによるとあくまでデータ数であり、文字数ではないため近似値となるそうである。
参考リンク
ChatGPTが苦手とすること
画像の生成は可能だが、OpenAI's DALL·Eを使用しており、あまり品質は良くない。
イラストでも図表作成でも半端な出力で使い物にはならない。
例:画像のクラス図出力を指示したらでてきたもの(役立たず)
但し、萌え2本足ひつじ画像を出力させることには成功している。
出力トークン制限で画像を含む出力結果は共有できない。
即席でつくったやつ:https://chat.openai.com/g/g-c4PermkPn-moe-illustmaker
こんなもんを作りたかったわけではないのだが実験上仕方なくうんぬん。
平凡かつ無能なプログラマーにおけるChatGPTの使い道
リファクタリングやエラーチェックに向いている。また、サンプルコードもシンプルでいいのを書く。日本人がよくやるHogeとか訳の分からないのにしない(個人的に嫌い) 。しようと思えば出来るだろうが。
ちょっと古いデータしか出力出来ない問題
C#の最新の記法は出力出来ないなどがある。
年月で言うと2023年4月までしか出力出来ないが、カスタムGPTを作成すればそんな問題は簡単にクリアする事が出来る。例えばC#12の入力規則を覚え込ませたカスタムGPTを作れる。 → 既にC#12を出力可能になっているので必要ないです
また、先述したようにURLを読み込ませる事も可能である。
また、Browser Pro(https://chat.openai.com/g/g-BlafpMvzd-browser-pro )というカスタムGPTがあるので利用すると良い。
参考Link
無能な人がよくやるGPTの使い方
チャットGPTに点数を付けさせるなど、自分に変わって神の振りをさせることである。残念ながら僕としてもこの手の輩に出くわしてしまった事があり、自分が信じ込んだ恣意的な情報を鵜呑みにし、万能感に浸る人がたまに居る。
ChatGPTの脳は不変である
注意しておきたいのがChatGPTは学習データを思い出す機能を持つだけであり、その場で誤りを訂正させてもそれ以降学習する訳ではないということである。当初、僕もやってしまった誤謬である。お陰様でしょうもない方とやり取りする羽目になった。
課金してもこの仕様は変わらないと見られる。
英語の方が精度がいい件
これは事実であり、質問内容によっては英語にすべきである。
僕はいちいち翻訳させている。
翻訳はYuki’s Army Knife(https://yukisakura001.github.io/YAK-Intro.html )というソフトでやってます。
有効な例を紹介しておく
Visual Snow(ヴィジュアルスノー)について調べたもの:https://chat.openai.com/share/d1f9b12d-cee5-47c1-8caa-c238bf12c437
これは日本語圏には情報がないという事に起因しており、逆のパターンも考えられると思う。
その他の用途
かなり色々な事が出来る。
PowerShellコマンドを作成させたり、ffmpegコマンドを作らせたりしている。あらゆる分野に対し学習コストが下がるというのは非常に助かっている。
よく似たGPTsツールを見つける
自分の制作したものとよく似たGPTsツールを見つけることが出来る。
良いものがあればそちらを使えばいい
SNSで開発者のアカウントにフォローされたために見つけた。
とても便利なのでオススメ。
見つけたGPSツールの使い方
以下を例とします。
SImilarGPTの検索結果
https://similargpts.com/gpts/g-nhjEawMEv-desktop-folder-structurer
GPTsツール
「機能概要」と打てば詳細なツール説明を行います。
以下はツール説明
https://chat.openai.com/share/4af9cc0e-8ae0-48e7-a8d3-4ea8cbeb5cb5
このように、便利なGPTsツールを探す事が出来るでしょう。
中にはAPIキーを使用した便利なものもあります。
オススメGPTsツール
Browser Pro
最近はこれしか使ってないぐらい優秀なツールで、APIが使用されています。
APIを通じて最新の情報が反映された結果をWeb検索結果から取得できます。
htttpsから始まるURL Linkを取得出来ますし、より詳細な結果を返す検索オプションがあります。
開発元の https://sider.ai/ について
https://chat.openai.com/share/04f3306c-10be-4ee2-b97a-dc65d7e38637
何処の国かまでは未調査。