#オープニング(茶番)
A「某ウイルスのせいでどこにも行けないよ~」
B「そうだなぁ…」
B「あっ!いいのがあるよ。」
A「何?」
B「Blenderっていうんだけれど…」
A「何それ」
B「Blenderはキャラクターやアニメーションを制作するソフトだよ」
A「へぇ~そうなんだ」
B「まずはインストールをするところから始めようか」
#インストール
B「まずはこのサイトからBlenderをインストールしてね」
https://www.blender.org/
A「分かった」
B「インストールが終わったら、早速開いて【全般】をクリックしてね」
#基本操作
B「まずは使い方を軽く紹介しておこう」
A「お願いしまーす」
B「一番上はファイルの追加、削除や作業の巻き戻しが行えるよ」
B「上からボックス、カーソル、移動、回転、拡大・縮小、アノテート、メジャー」
#初期設定
B「まずは始める前に少し設定を変えよう」
A「何の設定をするの?」
B「日本語にすることかな」
B(英語でも問題ない人は飛ばしても大丈夫だよ)
B「これが最初の画面だよ」
A「こんな風になっているんだね」
B「じゃあさっそく日本語にしようか」
B「左上の【object】の上にある小さいところをクリックして…」
A「どこどこ?」
B「ここのことね」
A「あぁ…ここか」
B「クリックしたら歯車のマークをクリック」
A「ほうほう」
B「そしたら一番上の【interface】から【language】を日本語に変えれば完了!」
A「出来た!」
B「じゃあ次は作るものを決めよう♪」
#作るものを決めよう(茶番)
B「設定も終わったし次は作るものを決めよう!」
B(ここも飛ばしても構わないよ。何もしないからね)
B「何を作りたいかい?」
A「そうだなぁ…ラーメンが食べたくなったからラーメンで!(安直)」
B「じゃあ決まりだね」
#モデリング
##1 器
B「じゃあ今からモデリングを始めよう」
B「最初の画面に戻って」
B「まずは器から作ろう」
B「正方形をクリックしてXキーで削除」
A「消しちゃっていいの!?」
B「ラーメン屋さんに四角の器はないだろ?」
A「言われてみれば…」
B「そのあとは【追加】ってところから【メッシュ】でUV球を選択」
B「するとこんな風に球が出てくる」
A「ほんとだ!」
B「球を出したらオブジェクトモードから編集モードに変えるよ」
A「いろいろあるんだね」
B「それぞれのモードはこんな感じだよ」
・オブジェクトモード
オブジェクトの位置や関係、モデファイヤーを設定します。
・編集モード
オブジェクトの頂点を動かして、形を変えます。
・スカルプトモード
オブジェクトを粘土のように(?)引っ張ったり、潰したりできます。
…他にもいろいろありますがここでは省きます。
B「今からは編集モードで器を作っていくよ」
B「これが編集モードの画面だよ」
A「色のついた点がたくさんある!」
B「そう、これが頂点なんだ!これを動かしていくんだ」
B「器は半球だから…」
B「上部分を選択して…」
B「Xキーで頂点を削除しよう」
B「すると…」
B「こうなる」
A「お~これで完成?」
B「これで終わってもいいけれど、どうせなら厚みを付けたいじゃない?」
A「うん!!!」
B「Aキーですべての頂点を選択して…」
B「この【押し出し】を使って厚みを出そう!」
B「黄色の+を押しながら下に引くと…」
B「新しい頂点が作られて下へと押し出される」
B「あとは拡大すれば完了」
A「やったね!器が完成したよ!」
B「じゃあ次は麺と具を作るとしようか」
##2 麺と具
B「オブジェクトモードに戻って【追加】から【カーブ】のパスを選ぶよ」
B「オブジェクトモードだと見づらいけど編集モードにすれば見やすくなるよ」
B「頂点を動かして麺っぽくしよう!」
A「Gキーで頂点を動かせばいいんだね」
B「その通り」
A「こんな感じでいいかなぁ」
B「いいんじゃない」
B「じゃあ線から物体にしよう」
B「オブジェクトモードに戻ってモデファイヤーを付けるよ」
B「まずモデファイヤーを付ける前にカーブをメッシュ化しよう」
A「メッシュ化?」
B「カーブはメッシュではないからメッシュにする必要があるんだ」
B「右クリックをしてメッシュに変換を選ぶとできるよ」
A「出来たよ」
B「そうしたらモデファイヤーを付けようか」
B「左下の部分にこんなのがあるでしょ」
A「あるね」
B「スキンってやつを選んでね」
A「長い四角になったよ!」
B「スキンは線の周りにメッシュを付ける機能だよ」
B「今の状態は四角だけれどスムーズを付けるとほんのちょっとだけ丸っこくなる」
A「ほんとだ!」
B「今はまだオブジェクトに付与されていない。【適用】をクリックして初めてモデファイヤーが付けられる」
A「でも麺にしては大きいな…」
B「そうだね」
B「じゃあ麺を細くしよう」
B「編集モードにして右クリックし【収縮/膨張】を選択」
B「そうしたら収縮して細くしていくよ」
B「こんな感じになればOK」
B「形が歪になったら修正しよう」
A「ここまでできた」
B「いい感じだね」
B「じゃあ後は麺の数を増やそう。Shift+Dで増やせるよ」
B「じゃあ次は具を作ろう」
A「メンマとチャーシューがいいなぁ」
B「正方形を新たに作ってSキーで平らにしよう」
B「そうしたら編集モードでカットして…」
A「カット?」
B「あ、ナイフの事ね。切りたいところをクリックして引っ張るといいよ」
A「こんな感じでいいかな」
B「いい感じだね。あとはいらない頂点を消せばいいよ」
B「メンマは正方形を薄く延ばせば完成だね」
B「材料もできたところで次は色を塗ろうか」
#色塗り
B「今は無色の状態だから色を付けていこう」
B「右側のマテリアルでつける色を決めれるよ」
B「一番上(新規と書いていない方)の【+】を押して新しいマテリアルを作ろう」
B「そしたら【新規】を押して色を作っていくよ」
B「今回は簡単に色を付けるので細かいところはやらないけれど一応紹介するね」
・サーフェス
マテリアル全体の設定を行います。
・ベースカラー
メインの色を決めます。
・サブサーフ
メインの色に上から(?)加える色とその割合を決めます。
イメージとしては「…っぽい色」みたいな?
・メタリック
金属っぽくします。大きい値になる程金属に近くなります。
・スペキュラー
光沢の度合いを決めます。大きい値になる程強い光沢になります。
・粗さ
反射のしにくさを決めます。値が大きいほど反射がしにくくなります。
B「【ベースカラー】の隣をクリックして好きな色を選んでね」
A「この色にしよう!」
B「それは器の色かい?」
A「そのと~り」
B「ならわかりやすいように名前を変えよう」
B「ここから名前を変えれるよ」
A「じゃあ…『nabe』っと」
B「ちゃんと名前が変わったね。この調子でほかの色も作ろう!」
A「よ~し作るぞ~」
A「出来た♪」
B「じゃあ後は面に色を付けていこう」
B「色塗りは編集モードで行うよ」
B「色は面ごとで行うから面を選択した状態で塗らないといけないよ」
B「ここで面表示(一番右)にするとやりやすいよ」
A「左から頂点、直線、面単位で表示しているのかな?」
B「その通り」
B「塗りたい面を選んだら【割り当て】で塗ろう!」
B「ちなみに選択ですべての面を、選択解除で選んだ面を解除するんだ」
A「分かった。やってみる」
A「取り敢えず言われたとおりにやってみたけれど色が変わってないよ?」
B「今はマテリアルの色が表示されない”ソリッド”の状態になっているから右隣にある”マテリアルプレビュー”か”レンダー”にしよう」
B「ちなみに左隣は”ワイヤーフレーム”といって面が透けて見えるようになっているんだ」
B「色が付けれたら完成だね」
A「待って!スープがないよ!」
B「あっ…」
#麺作り(色塗りの応用)
B「スープはいろいろな作り方があるけれど、今回は平面を使おう」
A「平面を上に置けばいいんだね」
B「そうそう」
B「はみ出たらナイフでカットして余分な頂点を消そう」
A「出来た」
B「じゃあ後は色塗りだね」
A「醤油のスープにしたい!」
B「ならスープは少し透明にしようか」
B「色を決めた後は下のほうへ行って【設定】のところへ行こう」
B「【ブレンドモード】を【アルファブレンド】に設定して【影のモード】を【なし】にしよう」
B「そうした後は【サーフェス】の【アルファ】へ行って値を0.5にしよう」
B「そうすると出来るよ」
A「ほんとだ!」
#エンディング(茶番)
A「おいしそうに出来た!」
B「ほかにもいろいろなものを作ってみるといいよ」
A「うん!」