はじめに
- 概要
- 令和6年度春期のネットワークスペシャリストに合格するまでの勉強方法について記載します
- はじめての受験で、結果 午後Ⅰ 67点、午後Ⅱ 63点でギリギリの合格となっております
- 想定読者
- これからネットワークスペシャリストの勉強をしようと思っている方
- 今ネットワークスペシャリストの勉強をしている方
勉強開始時の知識量
- 基礎 +α を持ち合わせている程度
- 応用情報技術者試験は取得済みでした
- 学生時代は情報系ではあったものの、研究等でネットワーク関係に触れていたわけではないので、TCP/IPの存在やOSI基本参照モデルを何となく知っている程度でした
- 1年間実務で運用・保守の経験がありました
- サーバの冗長化やLBの振り分けなどに関する業務知識は持ち合わせている状態でした
勉強期間
- 2023年11月~2024年4月
勉強方法
2023年11月
- ひたすら参考書を読み進め、基本的な知識のインプットを行いました
- この時、分からない単語や考え方があっても特に深堀はせず、まずは参考書を1回読みえ終えることを優先しています
- 用いた参考書は株式会社わくわくスタディワールド様の徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書です
- 電子版をダウンロードできるため、通勤中にも勉強できることがポイントと考え購入しました
- 過去問の解説付きも魅力の1つでした
2023年12月~2024年1月
- 午後Ⅰ、午後Ⅱの過去問演習を行いました
- 演習の対象は、令和に入ってからの4回分です(令和元年、3年、4年、5年)
- 私が実施していた1週間の学習サイクルは以下です
- 月曜日:ある年度の午後Ⅰ問1を解いて、解説の読込み
- 火曜日:ある年度の午後Ⅰ問2を解いて、解説の読込み
- 水曜日:ある年度の午後Ⅰ問3を解いて、解説の読込み
- 木曜日:ある年度の午後Ⅱ問1を解く
- 金曜日:ある年度の午後Ⅱ問1解説の読込み
- 土曜日:ある年度の午後Ⅱ問2を解いて、解説の読込み
- 日曜日:一週間の復習、理解の浅いところの補強
- 上記サイクルを2か月回し、令和4回分の試験を2周しました
- なお、1回目の得点率は1割~3割、2回目の得点率は4割~5割程度でした
- 2周しただけでは、まだまだ合格には程遠い状況でした
- 使用した参考書は、上記に示した徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書となります
2024年2月~2024年3月
- 分野別(物理層、ネットワーク層、トランスポート層、アプリケーション層 etc)に午後Ⅰ、午後Ⅱの学習を行いました
- 使用した参考書は、「専門知識+午後問題」の重点対策です
- 参考書の構成として、事前知識の説明 ⇒ 練習問題 ⇒ 問題解説 の流れとなっています
- 事前知識の説明は飛ばして、練習問題 + 問題解説の読み込みを行いました
- 1日1問練習問題と問題解説の読み込みを行い、2か月間で2周しました
- この時点で初見の問題は3割~5割程度の正答率でした
2024年4月~本番まで
- ここまで午後問題を解き、解説を読み込むことで知識を付けてきましたが、合格までもう一押し足りないと感じていました
- そこで、様々な合格体験記でおススメの書籍として紹介されていた「ネスぺの基礎力」で基礎知識の定着を図りました
- ネスぺの基礎力の読み込みを2回、過去問3年分を1周し、試験本番に臨みました
結果
- 冒頭にも記載した通り、午後Ⅰ 67点、午後Ⅱ 63点で合格でした
- 午後Ⅰ 問1が得意領域の問題で点数を稼ぐことができたと思います
- 午後Ⅰ 問2、問3はすべて埋めたものの全く手ごたえはなかったです
- 午後Ⅱは手ごたえがあり、7割は超えているだろうと思っていましたが、ふたを開けたらギリギリの突破でした
- 総じて、分からなくてもとりあえず埋めることが大事だと感じています
おまけ:午前Ⅱの勉強方法
- 過去問を繰り返し演習するだけで問題ないです
- 通勤電車の中で、過去問道場を利用させていただいていました
- 午後問題で身に付けた知識で、充分午前問題に対応できます
最後に
- 少しでもネットワークスペシャリストの勉強をしている方の参考になりましたら幸いです
- 拙い文章でしたが、お読みくださりありがとうございました