これは、大規模開発向けではなく、アジャイル開発向けのテスト計画になります。
JaSST北海道 '21 での発表時に少しだけ触れましたが、10年くらい前から、
ペラ1テスト計画をつくっています。
その時のスライドがこちらです。
https://www.jasst.jp/symposium/jasst21hokkaido/pdf/S3A-2.pdf
IEEE29119-3を使って、ペラ1テスト計画を書く
まず、テストドキュメントを扱った、IEEE29119-3のテストドキュメントについて書かれたものを
確認します。いまは翻訳されたものも見られるので、楽になりましたね。
https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0070/index
その他、いろいろなメディアや本で紹介されていますので、そういった物を参照されてもよいでしょう。
この中から、自分たちのチームに必要な項目を抜き出し、1枚にまとめます。
あとは、それを埋めるだけです。
情報が飛び交うスクラムチームでも、この1枚をみれば、仕様書のURLやステークホルダー、
リリース日などがまとまっています。メンバーが、忌引きなどで突然出社できなくなったような場合でも、
この1枚があれば引継ぎができます。
普段の会話や確認から、自然に埋まるので、時間もかかりません。
記録ものこるので、あとから何があったか追いかけることができます。
便利ですよ!