概要
2024年9月2日に受験した基本情報技術者試験について(合格基準を超えていたのでおそらく合格しています)
本記事を投稿した動機としては、自分のための簡単な振り返りと今後受験する方の何か参考になるかもしれないと書いていきます
本記事で触れること
1. 基本情報技術者試験とは
基本情報技術者試験(FE: Fundamental Information Technology Engineer Examination)
受験料: 7500円
合格ライン: 各種類の試験6割
CBT方式による2種類の試験を受ける形式(2023年4月改定以降)
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試験A(60問)
90分の試験であり、4択の択一で計算問題や言葉の意味を問う問題も含まれています
※指定された講習を受講し、終了することによって免除されることができます
受講するには受講費を支払う必要があり、ため私は免除しませんでした -
休憩(10分)
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試験B(20問)
100分の試験であり、Aと同じく4択の択一で基本的にプログラミングのコードに関する問題、4問ほど情報セキュリティに関する文章問題が出題されます
2. 参考物
- 基本情報技術者試験ドットコム
とても有用
サンプル問題も提供してくれるし過去の試験から抽出して問題を出題してくれるのでかなり助けられると思います。さらに、問題の解説や用語についても詳しい解説や一部、図を用いて解説してくれるのでかなり参考になります。一度試験範囲を頭に入れて抜けている点やさらなる知識獲得、問題なれ目的で利用するのが良いと思います
- 情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者試験「科目B」
正直まずまず
自分は事前にプログラムコードの知識があり、トレースの能力もある程度あったため、参考にはなったけどそこまで、、、というのが正直な感想でした。でも初学者の方にはかなりわかりやすく順を追って問題を解説してくれているのでとても参考になると思います
- かやのき先生の基本情報技術者試験
とても有用
自分はとても重宝しました。他の参考書と比較して、文章と図での解説のバランスがとても良かったので私はこの参考書を使用していました。とりあえず1周して基本情報技術者試験ドットコムやっておけば午前問題は安泰かなと思います。
3. 試験を受けてみて
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事前知識があれば
私は受験する前に、ITパスポートを取得し、大学でもプログラミングの授業を受けていたためそこまで苦労はしませんでした。勉強時間的には毎日2時間ほどを2ヶ月程度で7割〜8割でした -
難しかった点
個人的に難しいと感じたのは、単純に広い出題範囲でした(時間を掛ければ...)
試験Bは、出題されるのは独自のプログラミング言語ですがC言語やPythonなどと基本的には通ずるので、勉強するならば試験Bのためというよりかは仕事などで使用する言語を勉強する方が良いかなと思います。
どの程度、プログラムコードを理解し追従することができるのかが求められているような印象でした -
勉強が足りない
自分としては、基本的に毎日問題に触れる、復習するなどをして対策していたため、満点近く行けるのではと自信を持っていたのですが、結果は7〜8割程度でした。理由としては、どんなに勉強をしても試験範囲が広すぎて完璧な対策ができなかったことが大きいのかなと思います。試験を通して、私が今回で得た教訓として伝えることができるのは**”やっておいて無駄にはならないので、早く勉強を始め、できるだけ勉強する”**というありきたりなものになります(こういう資格試験では最も大切なのかなと感じました) -
AP(応用情報技術者試験)
基本情報技術者試験(FE)の次のステップとしてよく挙げられるのが応用情報技術者試験かなと思います。私も次の資格として目指していますが、FEを取得しても、APで何か免除になるなどのメリットはなく、単純に試験範囲が被っていて勉強の負担が少なる程度です。ただしAPをとると次の高度資格試験の一部が免除されるので、中にはFEを取らずにAPを取得する人もいるそうです。