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WindowsやOffice製品で「契約ライセンス数 < ライセンス認証回数」となるケース

Last updated at Posted at 2023-11-30

私はエンジニアになって9年経ちますが、Microsoftのライセンス関連は未だに難しく感じます。
今回はPC大量キッティング案件で学んだMicrosoftのライセンス事情を発信します。

契約ライセンス数とライセンス認証回数には乖離がある

例えば、Windows11を10ライセンス契約したとします。10台のPCでWindows11を使用できます。
ですが、ライセンス認証は10台以上で行えます。(例えば15台のライセンス認証が可能です)

これは、PCの再セットアップ等でWindowsやOfficeのライセンス認証が再度必要になった場合のために、契約ライセンス数を超過してライセンス認証を行えるようになっているためです。(と、思われます)
とはいえ無限に認証できるわけではなく、認証回数の上限が設定されています。この上限は、ライセンス購入元業者に依頼して引き上げ可能です。現在では、契約ライセンス数×3倍まで引き上げ可能なようです。もしかすると購入元業者によって異なるかもしれませんので、購入元業者に確認してください。

契約ライセンス数超過にはご注意を

「契約ライセンス数 < ライセンス認証回数」となるケースをご紹介しました。
しかし、契約ライセンス数を超過した使用はNGです。 ライセンスの使用状況をチェックする何らかの仕組みは存在すると思いますし、違反が発覚した際は「超過分を払えばいいんでしょ」とはならないと思います。天下のMicrosoftですから損害賠償まで発展するかもしれません。

契約ですから、後ろめたいことがないよう努めなければいけませんね。

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