初めに
ずいぶん前にITエンジニアに転向しようとして、
それまでずいぶん苦労してきたが、
ようやく長いトンネルを抜け出てきたような気がする。
三年前
思い起こせば三年前 https://qiita.com/hagetaka/items/7b8468c20f2467f6bf43
あれから、かれこれ長い年月を経て、まあまあの知見を得て、
今のIT業界の事がうっすらと見えてきた気がする。
その軌跡を少し振り返ってみる
それまで
製造メーカの生産プロセス開発で、たまにVBAでデータまとめるぐらい
プライベートではホームページをHTMLで作っていたぐらい
(プロバイダにFTPでアップロードするぐらいしか知らなった)
言語と言えばC言語を大学時代に触ったぐらいで、あの頃は
アルバイトでコンピューター学校の教師をやっていたぐらい
就職前に、アルバイトでUnixのx-ターミナルのバグ取りを
やったがIT業界に行くのは、キツイ、体に悪そうと言うことで
やめた思い出がある。
きっかけ
長らくメーカの開発をやっていたが、製品開発のスケジュール管理は
EXCELシートでガントを作ったり、製品の故障解析でPDPCチャートや
QCツールを使ったいたが、やはりexcelベースが大半であった。
その頃から本屋へ行くたびに、pythonでAIというのを
頻繁に見かけるようになった。
プライベートではFXのトレードをやっていて、
メタトレードのインジケータなどを作っていた。
しかしながら、有用な戦略が見つからず、これはAIじゃないと
ダメなのではないかと思い立ち、真剣にIT勉強をしたいと思った。
別件では父親の介護などで、いわゆる行政サービスの現場との
やり取りの中で、実にアナログのやり取りが続き、
これからの少子高齢化社会を支えるのは、IT技術しかないと危機感を覚えていた。
それから
pythonを学んだのは、EXCELで取得したデータをヒストグラムを書かせるために
データ集計から始まった。
pandasの使い方にとまどい、Jupiterノートに出会って、ずいぶん苦しんだ。
excelとの親和性が高いACCESSを触り、当時はVBAさえできれば、
そこそこの仕事は片づけられた。
プログラミングではc#というものを知り、当初はvisualstudioを使い始めたが
JAVAなどの言語もあり、そこからはUMLチャートの書き方やら、ソフトデザインパターンの学習に苦しんだ。
そもそも、CからJAVAの歴史を知るのに、ずいぶんとタイムラグがあり
歴史を20年ぐらい遡って勉強する羽目になる。
今思えばlinuxやJAVAの本を買い、目指していたところが少しブレていたように思う。
一年ぐらいはpythonの本で勉強してきたので、
仕事で何かアプリが作れないかと思い検討し始めた。
着手したのはCADのPDF図面から、設計寸法を読み取るというもの
OPENCVというライブラリを使って、簡単にマッチング検索を実施して、
OCRで文字認識させるところを作ってみた。
ここまでは意外に簡単で、二、三日でアプリ化の目途が立った。
しかしながら、これをサービス化するときに苦戦させられる羽目になった。
当初はVBAとexcelがメインだったので、いきなりWEBには走らなかった。
visualstudioでexcelのプラグインのようなものを考えていた。
そもそもpythonというのは、windowsメインの職場の環境では、
著しく使いにくい言語であった。
転機点
転換点としては、社内でAIを推進するというPJTがあり、
AWSクラウドサービスを利用し始めたと情報を得る。
これでPYTHONを職場で使える可能性が出てきたので、
完全にWEBアプリ前提で立ち上げることにした。
そこからはWEBフレームワークの勉強
DJANGOはいきなりは厳しすぎた。
そもそもMVCの概念も分かっていない。
データベースの使い方も分からない。ACCESSは何となく分かっていたが
GIThubやTERATAILやQIITAなどの、IT業界系のSNSの存在を知る。
しかしながらgitの使い方はさっぱり分からなかった。
このころからエディタをVSCODEにしている。それまではPYCHARMなど、右往左往した。
FLASKのソースを見よう見まねで動かして学んだ。
getとかpostの仕組みが分からず、webの本を読みまくった
フロントエンド部分のuiを作るのに、HTML、cssを学んだ。
JSを始めたが、Jqueryというもののコードの読み方に随分苦労させられた。
AI
そうこうしている間に、なんとかアプリケーションが完成できて、ecサーバー上で動かせた。
職場でキャリアマッチング制度があり、たまたま社内でAI人材が欲しいという案件があった。
もちろん社内なので、興味本位でもいいとのこと。(普通に転職者だったらありえないだろう)
面接の場でPYTHONがそこそこ使えることと、AIサービスは作れる自信はあった。
そんなこともあり、面接を通して、AI開発部門に異動することができた。
コロナの影響もあり、そこからはたっぷりとg検定の勉強に取り組んだ。
自然言語処理のため、AIの中では難しい部類であるが職務で取り組める環境になった。
今後
現在は特許分類のシステムについて、データ前処理をPYTHONで書いている。
これからは特許業界もai真っただ中にあるので、今年はいろんな交流に参加する予定。
e資格以外にも、データベーススペシャリストなども目指していきたいと思う。
JAVAスクリプトはいろんなフレームワークがあり混乱している。
java,c#などのデスクトップ開発はしばらくはないだろうと思う。
クラウドやサーバーの立て方など、もう少しサービス側のこともやっていければと思う。
htmlについては、デザインセンスも必要だし、もっと仕事でもつかえるデザインもやりたい。
PHP、ルビーは全く分からない。
当面はPYTHONで開発ができれば十分だと思う。
nodeJSはそこまでがっつりJSには取り組まないので、少し負担が減った気がする。
数年たてばJSのフレームワークも何かに落ち着くだろうと予想。
そんなこんなで、2018,2019,2020年の三年間を過ごした。
(まだエンジニアやっていました、なんて語れもしないが、
ai資格さえあれば、何かのきっかけがつかめるのかもしれない)
また自分でもaiサービスをやってみたい
ワードプレスとredmineをNASで運用し、インターネットで公開できたのが、直近の一番の成果