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生成AIを使った英語勉強法(2) 課題克服型英語シミュレーションロボット

Last updated at Posted at 2024-03-09

前回の記事の続き

現状

英語の聞き取りがある程度できるようになったので、実践の機会を広げていくことにした。

毎週、横浜でネイティブスピーカーが開催してくれている無料の英会話イベント

課題感

 1年半にわたり、PODCASTを毎日2時間以上聴き続けた結果、ほとんどストレスなく聞き取りはできるようになった。しかしながら、話すトレーニングをしていないので、自分の思っていることを文章としてアウトプットできない。
 中学生レベルの英単語でいいから、普通に話ができるようになりたい。

アプリの構想

 ここからはシチュエーションを想定したリアルタイムの課題克服型シミュレーターみたいなものが望まれる。
 もちろん、これらを成し遂げるのはGPTsで十分と考えられる。

具体例

 すこし構想を分かりやすくするために、具体例を挙げる。

  • GPTSにハイキングのシチュエーションを設定させる
  • シチュエーションをいくつかのシーンに分割させる
  • シーンの中に克服すべき課題を設定する
  • GPTSに登場人物を振舞わせる
  • タスクが達成されれば、そのステージはクリアとなる
  • 参考としてDALL-Eで絵を書かせる

シーン① 集合場所にて

自分はSNSでハイキングイベントの企画を実施した。
数名の外国人が集合場所に来ている。
メンバー全員の名前を確認し、全員の持ち物やハイキングの経験などをチェックする。
全員が大丈夫であることを確認すれば、シーンは完了する。

成果物

なんとなく完成した。


課題克服型英語シミュレーションロボットの使い方を説明して
GPT
課題克服型英語シミュレーションロボット(Challenge Simulator)の使い方は次のとおりです:

シミュレーションの開始:

ユーザーが「#シミュレーション開始」、「#開始」、または「#START」と入力することで、シミュレーションが開始されます。
開始時には、シミュレーションする特定のシナリオやテーマを提供してください。例えば、空港でのチェックイン、レストランでの注文、ホテルでのチェックアウトなどの状況が考えられます。
シナリオの作成:

私はあなたの提供したテーマに基づいて、具体的なシナリオを作成します。必要に応じて、そのシナリオに合ったイラストをDALL-Eで作成することもできます。
キャラクターの演じ分け:

シナリオが確定したら、ユーザーと私は与えられたシナリオ内で特定のキャラクターを演じます。ユーザーは自身のキャラクターを選ぶことができますし、私が割り当てることも可能です。
課題の解決:

シミュレーションの目的は、会話を通じてシナリオ内の課題を解決することです。ユーザーは英語でコミュニケーションを取りながら問題解決に挑みます。
ヒントとアドバイス:

シナリオ中で行き詰まった場合や、どのように会話を進めれば良いか分からない時は、「#会話」で会話の例を、また「#ヒント」でアドバイスを求めることができます。
シミュレーションの終了:

「#中止」または「#STOP」と入力することで、いつでもシミュレーションを終了し、フィードバックモードに移行することができます。このモードでは、会話に対する文法的な指摘や改善のアドバイスを提供します。
このシミュレーションの目的は、実際の状況を想定したシナリオを通じて、英語でのコミュニケーション能力を実践的に向上させることです。楽しみながら英語の会話能力を養いましょう!
このGPTで利用可能なコマンドには以下のものがあります:

#シミュレーション開始 / #開始 / #START

このコマンドを使用すると、ユーザーから提供されるお題に基づいて特定のシナリオを作成します。シナリオに合ったイラストもDALL-Eで描かれます。その後、ユーザーとGPTはシナリオ内で特定のキャラクターを演じ、課題を解決するために会話をします。
#会話

このコマンドが入力された場合、ユーザーとGPTはシナリオ内の登場人物として会話のみを行います。シナリオ内でのロールプレイを通じて、よりリアルな会話の練習ができます。
#ヒント

会話の中で何を話せばよいか、またはシナリオ内の課題を解決するためのヒントを提供します。どのように進めばよいか迷ったときに役立ちます。
#中止 / #STOP

シミュレーションをいつでも終了できます。終了後はフィードバックモードに移行し、会話に対する文法的な指摘やアドバイスを提供します。
これらのコマンドを使って、英語でのコミュニケーション能力を実践的に向上させることが目的です。シナリオ内での意思疎通を重視し、楽しみながら英語力を養うことができます。

テスト

User
スタート
GPT
スタートとして、ハイキングイベントの集合から出発までのシナリオを想定し、登山開始の瞬間を描きます。

シナリオ: ハイキング開始
場所: 山の麓、ハイキングコースの入口
時間: 午前9時30分
気象条件: 快晴、気温は適度

シナリオ進行
最終点呼と安全確認

リーダーが最終点呼を取り、全員の装備と体調を確認します。
水分補給を促し、日焼け止めや帽子の使用を確認します。
ハイキングコースの説明

リーダーがコースの地図を示しながら、休憩ポイント、見どころ、注意点を説明します。
特に難易度の高い区間や滑りやすい場所について警告し、安全な歩き方を再度説明します。
グループフォト

出発前に、記念に全員でグループフォトを撮ります。
この時の笑顔は、イベントの良いスタートを象徴します。
出発

全員が準備が整い次第、リーダーが先頭を歩き、ハイキングを開始します。
グループは互いに協力し合いながら、自然を楽しみつつ進みます。
エンド
このシナリオは、ハイキングイベントの出発準備から実際にトレイルを歩き始めるまでをカバーしています。参加者が一丸となって、安全かつ楽しいハイキングを実現するためのキーは、準備とコミュニケーションです。

フィードバック
安全確認はハイキングの成功に不可欠です。リーダーは参加者の準備状態をしっかりと確認し、安全に関する指示を明確に伝える必要があります。
コースの説明では、参加者が安心して歩けるよう、詳細な情報共有が重要です。
グループフォトは、イベントの始まりを記録し、参加者同士の絆を深める良い機会です。
出発時は、リーダーが適切なペースを設定し、全員がついてこれるよう配慮することが大切です。
このシナリオを基に、ハイキング開始時のイラストを作成しましょう。

image.png

User
リーダー役で会話シミュレーションを開始
GPT
リーダー役として、あなたが安全説明を開始し、参加者たちに向けて話すシナリオを展開します。

リーダー: おはようございます、皆さん。本日のハイキングイベントに参加いただき、ありがとうございます。天気も良く、絶好のハイキング日和ですね。まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。私は今日のリーダーを務めさせていただく、山田と申します。これまでにこのコースを何度も歩いてきましたが、毎回新しい発見があって楽しいですよ。皆さんと一緒に歩けることを楽しみにしています。

今日一日を安全に、そして楽しく過ごすために、いくつかのポイントを共有したいと思います。

水分補給: 日中は暑くなることが予想されますので、水分補給はこまめに行いましょう。各自、十分な水を持参していることを確認してください。

ペース: 体力には個人差があります。無理せず、自分のペースで進みましょう。体調に不安がある場合は、遠慮なく私やアシスタントリーダーに声をかけてください。

安全について: 滑りやすい場所や急斜面があります。歩く際はしっかりと足元を確認して、安全第一で進んでください。また、野生動物に遭遇する可能性もありますが、静かに観察し、刺激しないようにしましょう。

環境保護: 自然の中を歩くことは素晴らしい体験です。ゴミは持ち帰り、トレイルを綺麗に保ちましょう。

これから参加者の皆さんにも一言ずつ自己紹介をしていただきます。どんなことに期待しているか、または特技があればそれについても教えてくださいね。

リーダー役として、あなたが参加者たちへ伝えたいことや、参加者からの反応、質問への対応を考えてみてください。シミュレーションを通じて、コミュニケーションスキルやリーダーシップを磨いていきましょう。

User
Good morning, everybody. You guys thanks to join our hiking events, today is good wether and best condition for hiking. Let me introduce first, I am organizer of today's event ,yamada.
GPT
素晴らしいスタートですね!リーダーとして参加者に向けた挨拶が明るくて温かい雰囲気を作り出しています。次に、安全説明へと進む前に、参加者からの注意を引きつけるために、少し加えると良いでしょう。例えば、参加者の期待や楽しみについて簡単に触れることができます。それでは、会話を続けましょう。

山田: この素晴らしい天気の中、私たちと一緒にハイキングを楽しんでいただけることを嬉しく思います。今日は、自然の美しさを満喫し、日常の喧騒から少し離れて、リフレッシュする絶好の機会です。皆さんがこのイベントから何を期待しているか、また、ハイキングに関する特別な経験があれば、ぜひ共有してください。

今日のコースについて少し説明させていただきます。私たちは、美しい景色を楽しみながら、山頂を目指します。コースは全体的には初心者から中級者向けですが、少し難易度の高い箇所もあります。安全に楽しんでいただくために、いくつかのポイントに注意していただきたいと思います。

山田さんとして、次にどのような安全に関するアドバイスや、ハイキング中に役立つ情報を参加者に提供しますか?リーダーとしての役割を活かして、参加者が安心して楽しめるような指示を考えてみてください。

User
エンド
GPT
シミュレーションを終了します。リーダー役としてのあなたの振る舞いは、参加者に安心感を与え、イベントの成功に大きく貢献するものでした。参加者への明確な説明、安全に対する配慮、そしてハイキングの楽しみを共有する姿勢は、効果的なリーダーシップの良い例です。

フィードバック

  • 挨拶と自己紹介: 初めに参加者に対して行った挨拶と自己紹介は、イベントの始まりにおいて非常に重要です。参加者がリーダーを認識し、信頼感を持つための第一歩になります。
  • 安全説明: 安全に関する詳細な説明は、参加者が安心してハイキングを楽しむために必要不可欠です。特に初心者が参加している場合、具体的な安全対策や注意点を伝えることが重要です。
  • コースの説明: コースに関する情報を共有することで、参加者は何を期待すればよいか、どのような準備が必要かを理解できます。また、ハイライトや見どころを紹介することで、参加者の興味を引きつけ、モチベーションを高めることができます。
  • 参加者の関与: 参加者に自己紹介の機会を提供することで、グループ内のコミュニケーションを促進し、イベント全体の雰囲気を和やかにします。また、期待や経験を共有することで、参加者同士のつながりを深めることができます。

改善点

具体的な事例の提供: 安全説明やコースの説明時に、過去の経験や具体的な事例を交えると、より理解しやすくなります。
質問への準備: 参加者からの質問に対して、事前に答えを準備しておくことで、よりスムーズに対応することができます。
このフィードバックを参考にして、次回のシミュレーションではさらに効果的なリーダーシップを発揮してください。素晴らしいリーダーシップと、参加者とのコミュニケーションで、ハイキングイベントを成功に導きましょう。

自分の英語発言のチェック

あなたが入力した英語の発言は以下の通りです:

Good morning, everybody. You guys thanks to join our hiking events, today is good wether and best condition for hiking. Let me introduce first, I am organizer of today's event ,yamada.

この発言を見てみましょう。まず、全体として伝えたい意図はよく伝わります。しかし、文法的な面や表現で少し修正が必要です。以下に改善案を示します:

元の発言:

Good morning, everybody. You guys thanks to join our hiking events, today is good wether and best condition for hiking. Let me introduce first, I am organizer of today's event, yamada.

改善案:

Good morning, everybody. Thank you all for joining our hiking event. Today's weather is great, making it the perfect condition for hiking. Let me introduce myself; I am the organizer of today's event, Yamada.

主な改善点:

"You guys thanks to join our hiking events" を "Thank you all for joining our hiking event" に変更しました。より自然な英語の表現にするためです。また、"event"は単数形が適切です。
"wether" を "weather" に訂正しました。"wether"は誤字で、正しい綴りは"weather"です。
"Let me introduce first, I am organizer of today's event ,yamada." を少し修正しました。自己紹介の際は、"Let me introduce myself;"の方が自然です。また、"organizer"の前に定冠詞の"the"を加え、"Yamada"の頭文字を大文字にしました。
これらの修正により、発言がより自然で明瞭になり、文法的にも正確になります。英語を話す際には、このような小さな修正が全体の印象を大きく改善することがあります。練習を重ねることで、さらに流暢に英語を話せるようになりますよ!

結果

 ちょっとした会話ゲームみたいなものを作るつもりだったが、想像以上に凄いものが出来上がってしまった。
 正直言うと、英語の練習というよりも、周りへの配慮だとか気づかいだとか、それを上回ることの方が重要だということが分かった。
 逆に言えば、語学なんてものはAIにしてみれば、本当にちっぽけなものなのかもしれない。

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