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生成AIの機能分離について考えたこと

Last updated at Posted at 2024-04-30

GWは暇である。
かと言って、こんなにも与えられた時間、無駄に過ごしてはいけないと思う。

やったこと

とにかくFACEBOOKの登山コミュニティを盛り上げることが必須。
思えばSUNO-AIで作ったハイキングアルバムが丸々完成した。

次に5/3の登山イベントのために、またしてもMEETSUPを立ち上げてしまう。
生成AIを使い倒して、英語の案内などを作成したが、やはり山中ではAIに頼れないことがネックだ。

考えたこと

生成AIのネックはローカルデバイスで収束しないこと → つまりネットが無いと成り立たない → 山では使えない → いざ災害が起こったら役に立たなくなる。

もちろん、武器や兵器でも同じだが、これからは衛星通信のようなものや、ローカルで動く生成AIデバイスのようなものが重要になってくると思われる。

そのための重要な技術は、ずばりAIの機能分離である。
つまり、一個のAIにすべてを託すのではなくて、AI同士を小さいネットワークで繋げて、機能分離をすることで、よりコンパクトにまとめていく方法である。

事例① 文書作成

業務でも、生成AIを使ったプログラムの保守をやっている。

例えば、とあるバグ修正をするための計画書を作ったとしよう。
最終的には、ある書式に落とし込んでしまう必要があるが、これは一つのプロンプトにぶち込んでも、確度が低くて回答が安定しない。

こういう場合は、やはりプロンプトをいくつかの段階に区切った方が良い。

  • 計画書作成AI: バグ修正のための計画書を作成するAIシステム
  • マークダウン変換AI: 計画書をマークダウン形式に変換するAIシステム
  • PowerPoint変換AI: 計画書をPowerPoint資料に変換するAIシステム
  • JSON変換AI: 計画書をJSON形式に変換するAIシステム

イメージ図

従来との比較

CHATGPTでも同じで、プロンプトがやたらと長くなる場合には、なるべく単純なタスクにした方が良い。

事例② 登山ツアーの場合

これから企画していくイベントを想定して、機能分離を考えてみた。
この体制は負荷が非常に高く、状況次第では計画変更や中止を検討するなど、安全性を最優先する必要がある。

  • 参加資格の説明や同意書の内容を外国人観光客に正しく伝えるためには、一定の英語力が求められる
  • ガイド同士の役割分担やコミュニケーションには英語が必要不可欠
  • 状況次第で参加者に求める役割分担の説明にも英語が必要となる可能性がある
  • 緊急時の対応や重要事項の説明には英語が必須となる

事例③ サザエさん

サザエさん一家で機能分離を学ぼう! カレー作り編

  • フネさんは客人を迎える役割(音声認識AI)
  • マスオさんと波平さんは調理の前準備(前処理AI)
  • カツオくんは野菜を切る役割(翻訳AI)
  • サザエさんはカレールーを作る役割(出力生成AI)

ANDREWさんも同じことを言ってます

最後に

自分もこういう英語がストレスなく理解できるようになったのは、三年にも及ぶ英語勉強の成果だったと実感する。

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