Laravelのテーブルリレーションにおける1対多の関係について

はじめに

以下の記事はLaravelでリレーション関係を構築した際に手順をまとめたメモになります

1対多のリレーション設定について

• 外部キーが存在するテーブルはリレーションの 「多」 に相当します

• 外部キーで参照されるテーブルはリレーションの 「1」 になります

例題

商品情報を扱うproductsテーブルとカテゴリの情報を扱うcategoriesテーブル存在します。２つのテーブルはリレーションの関係にあるとします

categoriesテーブル(1）

id	name	description
1	食品	食品カテゴリ
2	家電	家電カテゴリ

productsテーブル（多）

id	name	price	category_id
1	米	1000	1
2	テレビ	50000	2
3	パン	200	1

• 上記の例では、「米」と「パン」はどちらも「食品カテゴリ」に属しています
• 一方で「テレビ」は「家電カテゴリ」に属し、category_idが2です

モデルのリレーション定義

• Categoryモデルは「1対多」を表すため、hasManyメソッドを使います

<?php

namespace App\Models;

use Illuminate\Database\Eloquent\Factories\HasFactory;
use Illuminate\Database\Eloquent\Model;
use App\Models\Product;

class Category extends Model
{
    public function products()
    {
        return $this->hasMany(Product::class);
    }
}

• Productモデルは「多対1」を表すため、belongsToメソッドを使います

<?php

namespace App\Models;

use Illuminate\Database\Eloquent\Factories\HasFactory;
use Illuminate\Database\Eloquent\Model;
use App\Models\Category;


class Product extends Model
{
    public function category()
    {
        return $this->belongsTo(Category::class);
    }
}

これにより、各モデル間で正しくリレーションを設定でき、データベースから関連するデータを簡単に取得することができます。

多対多の場合

まとめ

テーブルに外部キーがある場合、そのテーブルはリレーションの『多』側となり、外部キーで参照しているテーブルが『1』側となる

参考文献