SQL Developerとは?
SQL Developerは、データベースに関連する作業を行うためのソフトウェアです。
直感的なインターフェースを提供しており、初心者の方でも使いやすくデータベースの基本的な操作を行いたい場合などに非常に役立つツールです。
SQL Developerをダウンロード
以下のURLにアクセスし対応するOSを選択しダウンロードします。
https://www.oracle.com/jp/tools/downloads/sqldev-downloads.html
※「macOS」の場合は「OS X」を選択しても正常に動作します
ARM64もしくはx64ではどちらを選べばいいのか
ARM64版とx64版のどちらをダウンロードするかを説明されており、それは搭載されているCPUがインテル製のx86/x64アーキテクチャか、ARM Holdingsが開発したARMアーキテクチャPCのアーキテクチャを聞かれています。
次のコマンドで調べることでどのリンク先を選択すれば良いかがわかります
uname -m
著者の実行結果ではx86_64
だったのでx86_64アーキテクチャを持つMac
ということがわかりました。そうなるとこの場合Intelのx86アーキテクチャの64ビット版が最適解になります。理由としてはx86_64アーキテクチャは一般的にx64とも呼ばれていますので、x64を選びました
Compressed Archive
とDMG Installer
ですが、あくまでどのような形式でファイルをダウンロードするかを示しているだけなので、結果的にはどちらもJDKパッケージが入っているのでどちらを選択しても問題ありません。
違いとしてはCompressed Archive
はファイルが圧縮された状態なので、ダウンロード後は解凍してからJDKファイルをダブルクリックしてインストールを実行するという手間があること、DMG Installer
はMacでしか開けないファイルをダウンロードすることを意味しており、お使いのOSがMacならばダウンロードしたファイルをダブルクリックしてすぐにJDKのインストールを始めることができます。
つまりはARM64か、X64なのか、ここだけ注意すればどちらの手段でインストールしても問題なさそうです。
アカウントにログインが必須
ダウンロードにはアカウント登録が必須です。
登録がされていない場合は登録後にもう一度ダウンロードを行う必要があります
規約に同意する
ダウンロードボタンを押すことで規約の同意メッセージが表示されます
チェックを入れることでダウンロードが開始できます
Java SEが必要な場合
ダウンロードしたファイルを実行しても次のようなメッセージが表示されることがあります
SQL Developerを実行するためにはJava SE 8か11をインストールする必要がある旨を説明しているため、メッセージに記載されているURLからソフトをインストールする必要があります
メッセージが出ずにSQL Developerを実行できた場合はJava SEのインストール手順は不要です
ページを一番下までスクロールする
ことでダウンロードリンクが見つかりますので、もしも最新のJDKがインストールされているおかげでアプリがインストールできない場合はJDKのバージョン11をダウンロードしてインストール後にJDKのバージョンを切り替えてください
ダウンロードファイルはインストールする
ダウンロードしたファイルは実行することでインストーラーが起動します
インストールが完了することでjdkディレクトリが構築されます
(Macの場合:/Library/Java/JavaVirtualMachines/)
JDKの環境変数を設定する(バージョンを切り替える)
JDKをインストールしただけでは使用されるJDKのバージョンは切り替わりません。
こちらの記事にJDKの環境変数を設定する
手順が掲載されているため、テキスト(環境変数)を修正することで初めてバージョンが切り替わります
SQL Developerを起動する
起動時に次のようなメッセージが表示されることがありますが、以前SQL Developerを使っていて、特定の設定を保存したい場合に操作するメッセージです。初めてのインストールであるなら、いいえ
を選択して問題ありません
次のように画面が表示されていれば起動成功です