はじめに
この記事はキントーンについて学習した内容を記録した備忘録です。
誤りがあった場合は適宜修正します
キントーンとJavaScript
キントーンは、ドラッグ&ドロップによる操作で簡単に入力フォームとデータベースを作成できるクラウド型の業務改善ツールです。
プログラミングの知識がなくても、ドラッグ&ドロップでカスタマイズ可能な入力フォームを作成することができます。
ただし、フィールドに対する入力規則(例: メールアドレスフィールドに日本語や不正な形式の文字列が入力された場合にエラーを発生させる)を含め、単純な入力フォーム標準機能では提供されていません。
これを実現するには、JavaScriptで独自に実装するか、メールアドレス形式のチェックを行うプラグインをインストールする必要があります。
JavaScriptで実装が必要なケース
- フィールドに対する細かいバリデーション
- メールアドレスの形式チェック
- 電話番号のフォーマット
- 特定の文字列や数値範囲のチェック など
- フィールド値の自動計算や自動入力
- 入力値から自動で別のフィールドを計算
- 日付フィールドの値を元に別フィールドへ曜日を表示
- 入力データのリアルタイム検証
- 入力中にエラーを即時に表示させる
- 特定条件に基づく動的なフォーム表示制御
- あるフィールドの値によって別のフィールドを非表示にする
- 保存後の自動処理
- レコードが保存された後に別のシステムやAPIと連携して通知を送信
プラグインで実装できること
- 簡易なフィールドバリデーション
- メールアドレス形式のチェック(特定のプラグイン使用時)
- データの自動計算
- フィールド同士の値を足し合わせる自動計算プラグイン
- データの外部サービス連携
- Google スプレッドシート
- Slack
- LINEなどのサービス連携
- 既存機能の拡張
- カレンダー表示
- グラフ表示などを簡単に追加
キントーンのイベント処理について