はじめに
学習のためLaravelでアプリを作成した際の状況をメモした備忘録です
誤りや新しい情報を得た場合は都度更新します
前提条件
Laravelでアプリを作成する場合は以下の条件を満たしている必要があります
- PHPのインストール
- Composer(コンポーザー)のインストール
プロジェクトを新規作成する
以下のコマンドで最新バージョンのLaravelプロジェクトを作成します
composer create-project --prefer-dist laravel/laravel プロジェクト名
プロジェクト名について
特に厳密なルールはないものの、一般的にキャメルケース または スネークケースで名称を付けられています
例
- CustomerManagementApp
- customer_management_app
- InventoryTracker
- inventory_tracker
- TaskManager
- task_manager
バージョンを指定する場合
Laravel 8.xを指定してプロジェクトを作成したい場合
composer create-project --prefer-dist laravel/laravel crm "8.*"
特定のバージョンを指定する(補足)
特定のメジャーバージョン: 8.(8.x系を指定)
特定のマイナーバージョン: 8.0.(8.0系を指定)
特定のパッチバージョン: 8.0.1(特定のバージョンを指定)
データベースと接続する
作成したプロジェクトのルートに存在する.envファイルは、Laravelアプリケーションの環境設定を管理するための重要なファイルです。ここにデータベースの接続情報を保存することで、Laravelとデータベースを接続する準備が整います
DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=localhost
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=crm
DB_USERNAME=root
DB_PASSWORD=root
接続情報の補足
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DB_CONNECTION : 使用するデータベースドライバを指定します(例:MySQLを使用する場合はmysql)
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DB_HOST : データベースサーバーのホスト名を指定します(ローカル環境の場合は127.0.0.1やlocalhostが一般的)
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DB_PORT : データベースがリッスンしているポート番号を指定します(MySQLのデフォルトは3306)
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DB_DATABASE : 接続するデータベースの名前を指定します(例: crm)
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DB_USERNAME : データベースに接続するためのユーザー名を指定します(例: laravel)
接続確認
マイグレーションコマンドを実行した際にエラーが発生しなければ接続が成功していることを確認できます
php artisan migrate