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ローカルリポジトリの操作について(初心者向け)

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ローカルリポジトリを操作するための流れ

gitとは分散型バージョン管理システムの一つです

  • リポジトリと呼ばれる貯蔵庫にソースコードの変更履歴や実コードを記録します
  • リポジトリにはローカル(個人端末)とリモート(共有端末)の2種が存在します
  • まずはローカルにデータを保存し、最後にリモートへコードを保存します

ローカルの基本操作

目次

  1. ローカルリポジトリを初期化する
  2. ローカルリポジトリへ記録する
  3. ローカルリポジトリの状態を確認する
  4. ローカルリポジトリの履歴を確認する
  5. ローカルリポジトリの変更を元に戻す

① ローカルリポジトリを初期化する

プロジェクトを作成する場合、そのディレクトリを作成しますが
Gitでそのディレクトリを管理するにはGitの初期化が必要です


//ターミナルでカレントディレクトリを
//プロジェクトのディレクトリに設定した後

$ git init

Gitの初期化をすることによりディレクトリへ
ローカルリポジトリが新規作成されます

② ローカルリポジトリへ記録する

ローカルリポジトリへ記録するには3つの工程が必要です

  1. ワークツリー

    • リポジトリへ移す前の実際の作業環境を指します
    • 変更を加えたファイルをコマンドで指定し次のステージに移行します
    $ git add .
    
     //ステージへ現在の実ファイルをアップします
     //git add ファイル名を指定
     // "."は全部変更しますという意味です
    
    
    $ git status
    
    // リポジトリで変更されたファイルを確認するコマンドです
    
  2. ステージ

    • git管理内の領域になり、コミット手前の置き場になります
    • 実ファイルを変更してもステージ上のファイルは変更されません
    • ステージにアップされた内容で確実にリポジトリへコミットされます
    $ git commit -m "コミットメッセージ"
    
    // -m には変更内容をコメントで記載します
    
  3. ローカルリポジトリ

    • 利用者の手元のコンピュータに作成されたリポジトリ(貯蔵庫)です
    • サーバー側には影響を及ぼさないため編集操作が気軽に行えます

③ローカルリポジトリの状態を確認する

リポジトリ、ワークツリー、ステージそれぞれの間の状態を確認するコマンドは
次のタイミングで使用します

  • git addする前にリポジトリとワークツリーの差分をチェックする

    $ git diff
    
  • git commitする前にリポジトリとステージの差分をチェックする

    $ git diff --staged
    
  • git commitをする実行する前または後にステージの状況を確認できます

  • ステージ上のファイルがコミットされていない、またはされている状況を確認

  • ワークツリーからファイルをGit上に追加している、していないなどの確認

git status

④ ローカルリポジトリの履歴を確認する

  • リポジトリは更新するにつれて変更履歴が溜まります
  • 確認するためには次のコマンドを実行します
    $ git log 
    

⑤ ローカルリポジトリの変更を元に戻す

  • 変更したワークツリーのコードを、コミットしていたリポジトリのコードに戻す

    $ git restore <ファイル名> 
    
  • add(ステージにアップ)される前に戻す

  • ステージに挙げた変更をワークツリーに戻す

    $ git restore --staged  <ファイル名>
    
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