ファイルの読み書きで使用する「open」関数のモードについて、存在しないものを選択肢の中から選びなさい。

#はじめに
この記事はPython3初学者が、DIVE INTO EXAMのPython3エンジニア認定基礎試験の問題を引用し、解答するものです。間違い等があればご教示くださると嬉しいいです。

#設問

ファイルの読み書きで使用する「open」関数のモードについて、存在しないものを選択肢の中から選びなさい。

#解答群

• r-
• w
• a
• r+

#正解
r-

#解説
リファレンスによるとopen関数の引数modeで指定できる値は以下の通り。

|文字|意味|
|---|---|
|'r'|読み込み用に開く (デフォルト)|
|'w'|書き込み用に開き、まずファイルを切り詰める|
|'x'|排他的な生成に開き、ファイルが存在する場合は失敗する|
|'a'|書き込み用に開き、ファイルが存在する場合は末尾に追記する|
|'b'|バイナリモード|
|'t'| テキストモード (デフォルト)|
|'+'|ディスクファイルを更新用に開く (読み込み／書き込み)|

選択肢 r-

-というオプションは存在しないため○

f = open('test.txt','r-') # <= ValueError: invalid mode: 'r-'
f.close()

選択肢 w

wというオプションは書き込みであり、存在するため×

f = open('test.txt','w')
f.write('kemono friends\n')
f.close()
# No Error

test.txt

kemono friends

選択肢 a

aというオプションは追記であり、存在するため×

f = open('test.txt','a')
f.write('serval chan\n')
f.close
# No Error

test.txt

kemono friends
serval chan

##選択肢 r+
rは読み込み、+は読み書き両方指定するオプションで存在するため×

f = open('test.txt','r+')
f.write('kaban chan\n')
f.close
# No Error

test.txt

kemono friends
serval chan
kaban chan

余談

withステートメントを使えばcloseは省略できる

with open('test.txt','a') as f:
    f.write('lucky beast\n')
# No Error

test.txt

kemono friends
serval chan
kaban chan
lucky beast