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【Mac】goenvを使ったGoのインストール

Last updated at Posted at 2019-12-22

はじめに

Macデビューしたのに当たって、Goの開発環境構築を"goenv"を使って行ったので、そのまとめです。

goenvとは?

goenvは、pyenvから複製されたGo用のバージョン管理ツールです。
プロジェクトに応じて、GoのVersionを変更がある場合などに、Versionを切り替えて開発をすることができます。

goenvのインストール

まずはgoenvをインストールする前にhomebrewをアップデートします。

$ brew update

アップデートが終了したら、次にgoenvをインストールしていきますが、最新のgoのVersionをインストールしたい場合は、HEADをオプションにつけた方が良いです。
(ちなみに後からでもgoenvのリポジトリを最新にすることは可能です。)


$ brew install --HEAD goenv

goenvがインストールできたら、~/.bash_profileに下記の設定を追加します。

~/.bash_profile
export GOENV_ROOT="$HOME/.goenv"
export PATH="$GOENV_ROOT/bin:$PATH"
eval "$(goenv init -)"

これでTerminalからgoenvがコールできるようになっているはずなので、Version
を確認します。
設定が有効になっていない場合があるので、その場合はShellの再起動を行って設定を有効にします。

$ exec $SHELL

ここまで実行したら、goenvのVersionを確認します。

$ goenv --version
goenv 2.0.0beta11

Version情報が表示されれば、goenvの準備は完了です。

Goのインストール

次にgoをインストールしていきます。
今回は、私事で1.13.0で開発をする必要があるため、このVersionをインストールしていきます。

まずは対象のVersionがリポジトリで管理されているかを調べます。

$ goenv install -l
 .
 . 
 .
 1.13.0
 1.13beta1
 1.13rc1
 .
 .

インストールする対象のVersionが見つかったら、goenvを介してgoをインストールします。
と言っても、ここまで来てしまえば、後は対象のVersionを指定するだけで、インストールが始まります。

$ goenv install 1.13.0

Goの環境設定

最後に使用するGoの設定を行います。
今回は先ほどインストールした1.13.0を使用するので、それを設定していきます。

まずは先ほど、インストールしたVersionがLOCAL環境に存在しているか確認します。

$ goenv versions
1.13.0

上記のように表示されればOKです。ですが、このままではLOCAL環境でGoを使うことができないので、対象となるVersionを指定して、Goを使える状態にしていきます。
まずは全体に適用するGoのVersionを指定します。

$ goenv global 1.13.0

文字通り、goenv globalを指定することで、対象のVersionを設定することができます。
初回の設定では、$GOPATH,$GOROOTの設定が出来ていないので、設定を追加します。

~/.bash_profile
...
export PATH="$GOROOT/bin:$PATH"
export PATH="$PATH:$GOPATH/bin"

上記を追加したら、.bash_profileを再度読み込みます。

$ source .bash_profile

最後にGoのVersionが確認できれば、インストールは終了です。

$ go version
go version go1.13 darwin/amd64

【おまけ】VSCodeとGo拡張設定

ついでにVSCodeの設定も行っていきます。
必要になるのは言わずもがな、Go言語拡張
go-extension.png

これがないと、ほぼ何もできません。

今回使用しているgoenvのVersionが2.0.0beta11なのですが、下記記事にあるように、2.0.0beta6の段階で仕様変更があったようです。
そのため、今回の設定では、GOROOTを見つけられず下記のようなErrorが出力されます。
goroot-error.png

この状態では、当然なからGOROOTを見つけられていないので、コード補完等も全く機能しません。
このままでは、非常に不便なので、作業フォルダに存在する.vscode/settings.jsonに設定を追加します。

'.vscode/settings.json'
{
    "go.goroot": "~/.goenv/versions/1.13.0"
}

上記のように明示的に$GOROOTのパスを宣言することで、コード補完がされるようになります。
後はVSCodeを再起動して、再度作業ディレクトリを開きコード補完がされていることを確認します。
gofmt.png

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