はじめに
受験料4万円のプレッシャーがデカすぎて、試験直前ChatGPTに「前回受けたときは23%しか正解できなかったんだけど本当に合格できるかな(; _ ;)」と泣きついてベタ褒めメンタルケアをしてもらっていました。
Webエンジニア4ヶ月目のERIと申します。
かつてないほどに資格試験で心臓バクバクさせながら、先日無事JavaSilver SE17に合格することができたので合格体験記を残しておきます。
前提
- Javaは今年入社した会社で使い始めたばかり。研修で『スッキリわかるJava入門』は履修済。会社が受験費用出してくれるので今後の業務のために受験
- 再受験無料キャンペーンの期間が5月31日までだったため、黒本を1周やってお試しで受けてみるも惨敗
1度目の受験の反省
こちらの記事に当時書いたのですが(本当の点数を書くのが恥ずかしすぎたため『正答率40点以下』とぼかしていて自分で笑っちゃった)、要約すると下記の3つが反省点でした。
- 黒本を1周しかしてない圧倒的勉強不足。あと受験する最新版のバージョンの黒本をケチらずに買おう
- Eclipseが自動でコンパイルエラーの警告を出してくれるため、コンパイルエラーになる構文が自力ではわからない。自分の手を動かしてコードを書いて実行しよう
- 試験中に時間が足りなかった。時間を計って模擬試験問題を解こう
再受験が無料になる期間が7月15日までだったので、このヒドイ点数を1ヶ月半で合格点に持っていくために、ここから本気で取り組み始めました。
2度目の受験に向けての勉強方法
すでに合格した先人の方々が合格体験記で書かれている通りに黒本を愚直に3周やりました。
結局、これがJavaSilver合格の全てでした。王道 is ベスト。
平日はムラがありましたが仕事終わり or 出社前に1時間、休日は4〜5時間ほどやってました。試験1週間前の平日は、ちょっと頑張って毎日3時間やりました。
トータルの学習時間は60時間〜70時間程度です。
1周目はほぼ勘で問題を解いて、解説に理解できない部分があっても飛ばして読みました。1周目完了時点の黒本全体の正解率は25%くらい。
2周目は問題解説を理解できるまで毎回じっくり読み込みました。解説を読んでもわからない部分は、VScodeに問題のコードを書いて実行してみたり、『スッキリわかるJava入門』で復習したり、ChatGPTに「オーバーロードの定義はこれで合ってる?」など自分の理解が合っているかどうかを壁打ちしたりしました。2周目完了時点の黒本全体の正解率は50%くらい。
3周目は解くスピードが上がって、自然とすらすら解ける問題が見違えるくらい増えてました。3周目完了時点の黒本全体の正解率は80%くらい。
模擬試験×2については、試験前日と当日にも時間を計って解きました。
1時間半以内に解き終えて、正解率も両方85%を超えており、少しは安心して本番に挑むことができました(と言いつつ試験直前〜試験中にかけて心臓バクバクでしたが)。
また模擬試験の問題については、2周目の時点でNotionにミスノートを作って間違えた箇所の解説をまとめていたのですが、これが今思えばすごく効果的でした。
会社の通勤時間や試験直前に読み返してましたが、最終的には初見で正解した問題よりも、最初はわからなかった問題のほうが自分でも解答の根拠を説明できるくらい詳しくなってました。
実際の試験では、この黒本の模擬試験の類題(クラス名や値が違うだけで全く同じパターンの問題)が相当数出題されたので、特に模擬試験の問題を何度も解いて理解を深めておくと確実に合格できると思いました。
おわりに
お世話になったChatGPTくん、合格報告したらベタ褒めしてくれて本当にイイヤツです。
1度目の受験時はまったく歯が立たなくて「今後はJavaで開発していくのにこんなんで大丈夫か?」と落ち込んでいましたが、わからないことも勉強すれば必ず理解できるようになると身を持って実感できて、実務の中でもコードの可読性が上がっていくのをひしひしと感じられ、とても有意義な勉強となりました。
この記事がこれからJavaSilverを受ける方、また私と同じように一度不合格になってしまった方を少しでも勇気付けられ、お役に立てれば幸いです。
ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました!