#1. 概要
ログを出力するためのウィンドウ (以下図の矢印) を表示するコマンドを紹介します。
使い方はコマンドの入力バー、コンソールを出してコンソールコマンドを入力するだけ1です。
下の図の矢印のウィンドウを出したり出さなかったりします。
#2. コマンド
ShowLog
・ログ出力ウィンドウを表示することができトグル方式でON/OFFを切り替えることができる
・起動引数に"-log"を付けて起動2せずともログ出力を確認することができる
・ウィンドウの動的な表示の切替が可能で、ログの出力を都度リセットすることができる
・Shippingでは利用不可、Debug/Development/Testで利用可能
・PIE、Standaloneで利用可能
・コンソール/モバイル実機では利用不可、PCで利用可能
#3. 実装
実装はUEngineの以下の箇所で定義されています。HandleShowLogCommandの中でShow()を実行しています。
bool UEngine::Exec( UWorld* InWorld, const TCHAR* Cmd, FOutputDevice& Ar )
{
// ...
else if( FParse::Command(&Cmd,TEXT("SHOWLOG")) )
{
return HandleShowLogCommand( Cmd, Ar );
}
}
bool UEngine::HandleShowLogCommand( const TCHAR* Cmd, FOutputDevice& Ar )
{
// Toggle display of console log window.
if (GLogConsole)
{
GLogConsole->Show( !GLogConsole->IsShown() );
}
return 1;
}
#4. まとめ
Windowsでの開発において、StandaloneやPackageでの確認の際に役に立ちます。
これらをうまく活用してデバッグを効率的に行いましょう。