2020年8月30日にMicrosoft Office Specialist(MOS) Excel 2016を受けました。
合格したので記事を書いておきます。
少しでも次受ける方の参考になれば幸いです。
※エキスパートではなく、スペシャリストです。
受験理由
■1 これまで我流でやってきたので正式な方法を学ぶため
■2 仕事の効率化のため
■3 ビジネス統計スペシャリスト(エクセル分析ベーシック)と Microsoft Office Specialist(MOS) Excel 2016 エキスパートを受ける前に取っておきたかったので
感想
■1 エクセルを仕事で使っている人であれば、1週間(毎日2~3時間程度)ほど勉強すれば受かると思います。心配なら、2~3週間ほど勉強すればよいかと思います。
■2 本番の試験より市販の問題集(模擬試験)の方が少し難しいです。
■3 今回紹介している試験対策の本2冊にはCD-ROMがついており(※学習教材の箇所を参照してください)、動画での解答があるので、試験対策の本を買って勉強するだけでもよいかもしれません。受験料は1万円ほどで高いですが、対策本自体は2千円前後でお買い得です。この値段で、動画解答付きは本当にありがたいです。勉強になります。
学習教材
※1、2どちも動画での解答があります。
■1 Microsoft Office Specialist(MOS) Excel 2016(第2版第6刷)(富士通エフ・オー・エム株式会社 (FOM出版), 2020, FOM出版)
・・・ これだけやれば問題ないです。エクセル使ったことある人なら、この教材のCD-ROMをインストールして模擬試験を全て理解して解けるようになれば受かると思います。また、本は気になる点だけ読む程度でよいかと思います。おそらくエクセルの細かなバージョン違いで、正解と認識されないこともありますが、動画での解答を確認して、自分の行った操作と同じであればOKです。
■2 MOS攻略問題集 Excel 2016(初版第10刷)(土岐, 2020, 日経BP社)
・・・ 個人的な感想ですが、1より模擬試験は簡単です。難易度的にこちらの方が本番に近いかもしれません。1の模擬試験が難しい場合は、こちらからやってもいいかもしれません。私は1がすぐに終わってしまい、暇になったのでこちらを購入して模擬試験を解きました。こちらも動画の解答があります。本の中身はこちらの方が読みやすかったです。
学習方法
■1 上記の学習用教材の模擬試験10回分を解き、不正解の箇所に関しては、動画で解答を見て勉強しました。
・・・1~2週間ほどだらだらと勉強しました。毎日勉強はしていませんが、平均して1日に2~3時間ほど勉強しましたので、トータルで20~30時間ほど勉強したと思います。模擬試験は時間を気にしないで3回分ぐらい解いて、そのあとは本番の試験と同じで50分以内に解きました。最初の数回は(試験慣れしておらず)、問題の意味(意図)など含めて、わからないこともあるので制限時間は気にしなくてよいと思います。
(※エクセルを多少使えることが前提ですが、しっかり勉強するなら1週間もあれば十分だと思います。また、ものすごく本気で勉強するのでしたら、2~3日やれば受かる気がします)
試験
■1 模擬テストよりも本番の試験の方が判定が甘い気がします。模擬試験で不正解の判定が出ていても、本番の試験で正解判定してくれている気がします。ちなみに、私は模擬テストは7~8割ほどの点数しか取れませんでしたが、本番は満点でした。模擬テストだと、あっているはずなのに「なぜか不正解」とかありまして、そのせいで試験前に少し不安でしたが、そこまで心配しなくても大丈夫なようです。
■2 試験問題は「プロジェクトとタスク」で構成されています。ひとつのプロジェクトに4~7個のタスクがあり、試験ではこのタスクをこなしていくことになります(タスクを正確にこなすことが解答となります)。前のプロジェクトに戻って、解答を修正したい場合は、一度全てのプロジェクトを終える必要があります。ので、前のプロジェクトの解答を修正したい場合は、一旦すべてのプロジェクトを終わらせる必要があります。一旦すべてのプロジェクトを終わらせたら、レビューページを見ることができ、このページから修正したい解答(タスク)のあるプロジェクトに戻ることができます。
反省点
■1 特になし。
試験前にやっておいてよかったこと等
■1 当日に模擬試験を3回分解いて、試験の感覚を確認しておいてよかったです。試験ですので、制限時間内に正確に解くことが重要なため、試験前に数回分の模擬試験を解くのは効果的だと思います。