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LED方向幕を再現する#01(ハード編)

Last updated at Posted at 2023-08-13

まえおき

最近の電車はLEDパネルで行き先を表示します。
そしてパネルはAmazonあたりで結構お手軽なお値段で売られており、家にはラズパイやら電子部品やらが転がっている…。
作るしかないですよね?

準備したもの(ハード)

LEDパネル(幅64高さ32)x3枚

Amazonで1枚3000円ぐらいで売っていたものをポチりました。
HUB75規格のものを買いましょう。ドライバは要りません。
ケーブル類は付属しているものと思われます。
電源コネクタの種類は不明、信号コネクタはMIL規格コネクタと思われる。
車種によっては2枚でも十分です。再現したい車種を確認しましょう。
IMG_1505.jpg

電源(LEDパネル用)

5V2Aは頑張ればなんとか。5V3Aあればそこそこ…。5V4Aあれば十分。
ラズパイと電源系統共有は非推奨。というかやめとけ。
ちなみに3枚すべて白一色でフル点灯させると6A食います。そんな幕はないと思いますが試験点灯時は注意しましょう。

電源容量が足りなかった時の光景(1A定電流で駆動)
IMG_1509.jpg

今回使用した電源。amazonで8000円ほど。電子工作するときに便利なのでこの機会にぜひ。もし回路をショートさせても何とかなります。(リチウムイオンバッテリー比)

2023年12月追記

深夜作業で電圧設定を忘れていた結果、高電圧が出力されることに気づかずパネルが焼損する事故が発生しました。DC5V出力固定の直流電源を推奨します。あとちゃんと寝ようね!
IMG_1506.jpg

ジャンパー線(オスーメス)

パネルとの接続どうするか考えてなかったシリーズその1
ラズパイで何かを作るときに大量に必要なのでまとめ買いしておきましょう。 あと忘れがちだけどこれ消耗品です。長く使うと切れます。
IMG_1504.jpg

電源ケーブル

パネルとの接続どうするか考えてなかったシリーズその2
付属のパネル側のケーブルはねじ端子用なのでこれをどうにかする必要があります。
電源を買う時にねじ端子に対応したものを買うか、そういう変換アダプタを買うか…パネルの電源ケーブルを改造して自分好みの端子に交換するのもあり。
今回は安定化電源の端子にねじ込みました。
IMG_1502.jpg

RaspberryPi(ここでは3B+を使用)

今回のキモです。セットアップ等は頑張ってください。(OSとの相性が悪くて起動しねえ、ssh繋がらねえ、USBブートできねえ…いろいろあった)
今回はUSBブートしてssh繋いで作業しています。
触るとヒリヒリするぐらいアッツアツになるので、放熱対策を考えておいた方がいいかも。
IMG_1507.jpg

電源(ラズパイ用)

最低でも2Aは欲しい。現在はその辺に転がっていた3A出る複数端子の物を使っています。

ラズパイ周辺機器

ディスプレイ、キーボード、マウス、SDカード、USBメモリ…等
ラズパイが家に転がっているならあるはず

準備したもの(ソフト)

rpi-rgb-led-matrix

今回使用したライブラリ。
その力はもはや黒魔術。ゆえに扱いがちと面倒。

公式githubとインストール方法参考

Remote-SSH(VScode拡張機能)

SSH経由でいろいろできる。
ファイルのやり取りもコマンド要らずでできちゃいます。
開発もMicrosoftで安心。

image.png

配線

githubの資料と参考文献を参考に配線

デモプログラムを動かしてみて全く光らないときはSTROBE,CLK,OE,電源もしくはパネルの矢印の向きを、
一部の色or場所が光らないときはR1,G1,B1,R2,G2,B2,A,B,C,Dのどれかが原因の可能性高。
また、デモプログラムのコマンドがかなり環境依存なのでコピペだと動かない可能性ありです。

当環境のデモプログラムの起動コマンド

cd rpi-rgb-led-matrix

sudo  examples-api-use/demo -D0 --led-rows=32 --led-cols=64 --led-chain=3 --led-slowdown-gpio=2

写真右側にラズパイをつなぐこと(1回やらかした)
コネクタが表面実装な都合上、はんだの強度が微妙そうなのでコネクタを抜くときは力加減に注意。
IMG_1508.jpeg

IMG_1512.jpg

購入前の下調べで利用した参考文献

LEDパネルの仕様関係

実車のパネルのサイズ

#02(ソフト編)

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