まえおき
最近の電車はLEDパネルで行き先を表示します。
そしてパネルはAmazonあたりで結構お手軽なお値段で売られており、家にはラズパイやら電子部品やらが転がっている…。
作るしかないですよね?
準備したもの(ハード)
LEDパネル(幅64高さ32)x3枚
Amazonで1枚3000円ぐらいで売っていたものをポチりました。
HUB75規格のものを買いましょう。ドライバは要りません。
ケーブル類は付属しているものと思われます。
電源コネクタの種類は不明、信号コネクタはMIL規格コネクタと思われる。
車種によっては2枚でも十分です。再現したい車種を確認しましょう。
電源(LEDパネル用)
5V2Aは頑張ればなんとか。5V3Aあればそこそこ…。5V4Aあれば十分。
ラズパイと電源系統共有は非推奨。というかやめとけ。
ちなみに3枚すべて白一色でフル点灯させると6A食います。そんな幕はないと思いますが試験点灯時は注意しましょう。
今回使用した電源。amazonで8000円ほど。電子工作するときに便利なのでこの機会にぜひ。もし回路をショートさせても何とかなります。(リチウムイオンバッテリー比)
2023年12月追記
深夜作業で電圧設定を忘れていた結果、高電圧が出力されることに気づかずパネルが焼損する事故が発生しました。DC5V出力固定の直流電源を推奨します。あとちゃんと寝ようね!
ジャンパー線(オスーメス)
パネルとの接続どうするか考えてなかったシリーズその1
ラズパイで何かを作るときに大量に必要なのでまとめ買いしておきましょう。 あと忘れがちだけどこれ消耗品です。長く使うと切れます。
電源ケーブル
パネルとの接続どうするか考えてなかったシリーズその2
付属のパネル側のケーブルはねじ端子用なのでこれをどうにかする必要があります。
電源を買う時にねじ端子に対応したものを買うか、そういう変換アダプタを買うか…パネルの電源ケーブルを改造して自分好みの端子に交換するのもあり。
今回は安定化電源の端子にねじ込みました。
RaspberryPi(ここでは3B+を使用)
今回のキモです。セットアップ等は頑張ってください。(OSとの相性が悪くて起動しねえ、ssh繋がらねえ、USBブートできねえ…いろいろあった)
今回はUSBブートしてssh繋いで作業しています。
触るとヒリヒリするぐらいアッツアツになるので、放熱対策を考えておいた方がいいかも。
電源(ラズパイ用)
最低でも2Aは欲しい。現在はその辺に転がっていた3A出る複数端子の物を使っています。
ラズパイ周辺機器
ディスプレイ、キーボード、マウス、SDカード、USBメモリ…等
ラズパイが家に転がっているならあるはず
準備したもの(ソフト)
rpi-rgb-led-matrix
今回使用したライブラリ。
その力はもはや黒魔術。ゆえに扱いがちと面倒。
公式githubとインストール方法参考
Remote-SSH(VScode拡張機能)
SSH経由でいろいろできる。
ファイルのやり取りもコマンド要らずでできちゃいます。
開発もMicrosoftで安心。
配線
githubの資料と参考文献を参考に配線
デモプログラムを動かしてみて全く光らないときはSTROBE
,CLK
,OE
,電源
もしくはパネルの矢印の向きを、
一部の色or場所が光らないときはR1
,G1
,B1
,R2
,G2
,B2
,A
,B
,C
,D
のどれかが原因の可能性高。
また、デモプログラムのコマンドがかなり環境依存なのでコピペだと動かない可能性ありです。
当環境のデモプログラムの起動コマンド
cd rpi-rgb-led-matrix
sudo examples-api-use/demo -D0 --led-rows=32 --led-cols=64 --led-chain=3 --led-slowdown-gpio=2
写真右側にラズパイをつなぐこと(1回やらかした)
コネクタが表面実装な都合上、はんだの強度が微妙そうなのでコネクタを抜くときは力加減に注意。
購入前の下調べで利用した参考文献
LEDパネルの仕様関係
実車のパネルのサイズ
#02(ソフト編)