こんにちは!株式会社IT働楽研究所の戸谷です!
年々、花粉の到来が早まっていますね。2月中旬の現在、すでにくしゃみや鼻詰まりに苦しんでいます。電車内で鼻をすする音やくしゃみが聞こえるたびに、「花粉に負けるな、未来は俺らの手の中」と心の中からエールを送っています。
さて今回は、初めてNetSuiteを触るシステム担当者様向けに、学習方法をご紹介します!
はじめに
この記事でわかる・できること
- NetSuiteを動画学習する際の適切な順序が理解できる。
- 効率的に学習を進めるための前提を整理できる・
この記事の対象者
- NetSuiteを契約済みで、これからシステム担当者として運用を担う方
- NetSuite導入済みで、前任のシステム担当者から引き継ぎを受ける方
学習の前提
まず、NetSuiteとはどのようなシステムでしょうか?
NetSuiteは企業の業務を一元管理するためのクラウドERP(統合基幹業務システム)です。
企業内では、営業部門が独自のツールを使用し、製造部門が生産管理システムを活用し、総務・経理部門が会計システムを利用するといったように、異なるシステムが併存するケースが一般的です。
NetSuiteは、これらの業務を統合し、一元管理するためのシステムです。
企業の業務を丸ごと対応することを想定しているため、相当数の機能を備えており、大規模なシステムとなっています。
NetSuiteの特徴
- 企業の業務を統括管理できるシステム
- 広範な機能を持ち、非常に大規模なシステム
LCS(Learning Cloud Support)を活用する
Oracle公式からアナウンスされているNetSuite説明動画とデモ環境のリクエストから実際にNetSuite環境を操作しながら理解が出来るコースとなっております。
- まずは「NetSuiteの基礎」コースを受講
- 次に「NetSuite - 管理者の基礎」を受講
- その後、自社のビジネス要件に沿って必要なコースを選択
LCSを活用することで、体系的にNetSuiteの基礎から応用まで学習できます。
学習のその先へ
LCSを利用して学んだことを実務で活かすことが重要です。
NetSuiteのシステム担当者になると、日々ユーザーからの問い合わせ対応や、ビジネスシーンの変化にあわせて運用ルールの変更検討を行う必要があります。
そのため、常に「この業務はNetSuiteで行うとどうなるのだろう?」と考え続け、不明点に答えが出ないようであればがOracleサポートへの問い合わせを行う等、頭も身体もフル回転することが求められます。
NetSuite担当者の役割
- システムの適切な運用・改善を主導する
- 入力ユーザーの疑問や問題を解決する
- ベンダー依存を減らし、コスト削減を図る
システム担当者が自ら学習し,対応できる範囲を広げることで、外部ベンダーへの依頼コストやコミュニケーションコストの削減につながります。
まとめ
NetSuiteの学習には、LCSを活用することで包括的な理解を得ることができます。基礎からしっかり学び、運用に活かすことで、システムをより効果的に活用できるようになります。
適切な学習を怠ると、後々高額な外部支援コストが発生するケースもあります。システム担当者の知識が、企業全体の業務効率に大きな影響を与えることを忘れずに、しっかり学んでいきましょう!
参考資料