さて、題名からいきなり怪しいですが、
- PCを動かしっぱなしにしたいけどスクリーンセーバーが動いてしまうのは困る!
- かといってやむを得ない事情でスクリーンセーバー解除ができない!
という一体誰に対して需要があるのか分かりませんが、同じくやむを得ない事情で解除できない人向けの記事となります。
結論
マウスをずーっと動かし続けていればスクリーンセーバーは起動しないわけです。かといってずーっとPCの前でダラダラとマウスを動かし続けるのは苦痛なので、自動スクリプトを作成してマウスを動かし続けてもらえれば万事解決!ではやっていきましょう。
PyAutoGui
使う言語はPythonです。最近Pythonばっかり触っているのですが楽しいです。
pyautoguiというモジュールをインストールします。
pip install pyautogui
そして好きな場所にmouseMove.pyを作成し、以下のコードを入力します。
import pyautogui
pyautogui.PAUSE = 1
try:
x, y = pyautogui.position()
while True:
pyautogui.moveTo(x, y+1)
pyautogui.moveTo(x-1, y+1)
pyautogui.moveTo(x-1, y)
pyautogui.moveTo(x, y)
except KeyboardInterrupt:
print('End')
作成したら、mouseMove.pyと同じ場所にコマンドラインで移動し、
python mouseMove.py
と入力して実行します。するとカーソルが1ピクセルずつ四角形を描くように動き出します。これで成功です。止めたい場合はCtrl+Cを押すか、カーソルを左上隅に持っていけば例外が発生してプログラムが停止します。
仕組みとしてはシンプルで、pyautoguiの持つカーソル制御機能を使って1秒ごとにカーソルを動かしているだけです。もっと遅いインターバルでもいいよという方は、pyautogui.PAUSEの値を変更してください。単位は秒となります。
まとめ
これでスクリーンセーバーが起動しない!やったね!