Introduction
本格的に趣味的な個人開発を始めるにあたり、開発記録やつまずいたポイントを記事としてアウトプットしたいと思うようになりました。動機は次のような感じです。
- 自分のつまずきポイントを記録しておけば、また同じところでつまずいても自分の記事を見返せば即座に解決できる。
- そもそもアウトプットの段階で脳の仲が整理されるので、同じポイントで躓くこと自体を防げる(はず)。
- わんちゃん収益化したい。
こうした記事を投稿できるサービスとしてQiitaとZennを知っていたのですが、どちらを始めるべきか迷ったので調べてみました。
Qiita: https://qiita.com/
Zenn: https://zenn.dev/
Qiitaとは
公式の説明:
Qiitaはエンジニアにとって再利用性・汎用性の高い他のユーザーにとっても役にたつ、学びのある情報が多く集まっている場であり続けたいと考えています。Qiitaは記事を読むこと、記事を書くことを通して、読む側・書く側それぞれがお互いに関わり合いを持ち、情報をみんなで育てていくことで、今後同じようなことを学んだり、悩んだりするエンジニアが使う時間を減らし、エンジニアの成長や生産性をスピードアップさせることを目指します。
(source: https://qiita.com/about)
Zennとは
公式の説明:
Zennは「知見を共有するエンジニアに対価を」というコンセプトで作られた技術者共有コミュニティです。
(source: https://zenn.dev/about)
どっちを選ぶべきか
ChatGPTに2つのサービスの相違点を聞いてみました:
QiitaとZennはどちらも日本で人気のある技術共有プラットフォームですが、いくつかの重要な相違点があります:
- ユーザーベースとコミュニティの特性:
- Qiitaは、初心者から上級者まで幅広いスキルレベルの開発者が利用しています。プログラミングのヒント、コードスニペット、技術的な問題解決策など、様々な内容が共有されています。
- Zennは、より深い技術的な話題や長い記事、思索的な内容に焦点を当てています。プログラマーやエンジニアが自分の専門知識を深く掘り下げた記事を書くことが多いです。- コンテンツの種類とフォーマット:
- Qiitaは、主に短い技術記事やコードのヒント、トラブルシューティングの方法に焦点を当てています。ユーザーは質問を投稿し、コミュニティからの回答を得ることもできます。
- Zennでは、長いフォーマットの記事や書籍のような形式での知識共有が可能です。ユーザーはZenn上で電子書籍を作成し、販売することもできます。- デザインとインターフェース:
- Qiitaは機能的で直感的なインターフェースを持っており、記事の検索や閲覧が容易です。
- Zennはモダンで洗練されたデザインを採用しており、読みやすいレイアウトと視覚的な魅力を備えています。- モノタイズ化と収益化のオプション:
- Qiitaは主にコミュニティに基づいた共有のプラットフォームであり、直接的な収益化のオプションは限られています。
- Zennは、ユーザーが自分の記事や書籍を通じて収益を得ることを可能にしています。これには電子書籍の販売やサポーターからの支援が含まれます。
これらの違いにより、ユーザーは自分の目的や好みに合わせて、QiitaかZennのどちらかを選択することができます
私はQiitaを選んだ
私はQiitaを選びました。(この記事がQiitaに投稿されている時点でお察しかもしれないですが)
決め手は大まかに以下のような通りです。
- 初心者向けに記事が書ける
- スモールスタート (初めから収益化は狙わず、まずは開発→記事としてアウトプットの流れを身につけるところから)
収益化の点ではZennに軍配が上がりそうですが、投稿者としても読者としてもとっつきやすいQiitaから始めることにしました。
ただどちらか一方に絞る必要はもちろんないので、いずれZennにも展開していこうと思っています。
Appendix: 英語の類似サービス
記事として投稿する以上、多くの方に読んでもらえた方が嬉しいので、英語でアウトプットすることも視野に入れていました。英語圏で使用されている同様のサービスがパッと思いつかなかったので、ChatGPTに聞いてみました。
ChatGPTの回答は以下の通りです。
日本以外で、特に欧米や英語圏の技術者向けに発信したい場合に利用できるサービスはいくつかあります。以下はその中の主要なプラットフォームです:
- GitHub:
- GitHubは、ソースコードのホスティングとコラボレーションのためのプラットフォームですが、READMEやWikiを通じてプロジェクトに関連する情報やドキュメントを共有することもできます。- Stack Overflow:
- Stack Overflowは、開発者が技術的な質問を投稿し、他のユーザーからの回答を得ることができるQ&Aプラットフォームです。特にプログラミングに関する具体的な問題解決に重点を置いています。- Medium:
- Mediumは、様々なトピックに関する記事を公開できるプラットフォームで、技術的な内容も多く扱われています。個人ブログのような形式で、深い洞察や技術的な知識を共有するのに適しています。- Dev.to:
- Dev.toは、開発者コミュニティに焦点を当てたプラットフォームで、ユーザーは技術記事を投稿し、他のユーザーと交流することができます。初心者から上級者まで幅広いユーザーが活動しています。- Hacker News:
- Hacker Newsは、技術ニュース、スタートアップ、プログラミングに関連する記事やディスカッションを共有するためのコミュニティです。特にテクノロジー業界の最新の動向に関心があるユーザーに人気です。
これらのプラットフォームは、英語圏の技術者やプログラマーに向けて知識や経験を共有したい場合に適しています。それぞれに特有の機能とユーザーベースがあり、目的に応じて適切なプラットフォームを選択できます。
- GitHubやStack Overflowは既知のサービスでしたが、ブログ形式で投稿するという自分の目的からは外れてしまうため、避けました。
- Mediumはこれまでデータサイエンス系のプロジェクトを行う時などによく記事を読んでいたので、確かに!という印象でした。今後こちらにも展開させていくかもしれません。
- Dev.toは知らないプラットフォームでしたが、ぱっと見情報収集の場として良さげな印象でした。
- Hacker Newsについては、検索してもニュースサイト的なものはあれどアウトプットできるプラットフォームという感じではなかったので、今回は避けました。