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改めて、Elasticって何?
AWSを使ってるとやたらと目にするので改めてElasticの意味を
- 形容詞
- 弾力のある、しなやかな
- 〈人・感情など〉不幸があってもすぐ立ち直る,容易に屈しない; 屈託のない.
- 融通性のある
- 名詞
- ゴムひも,ゴム入り生地.
- 可算名詞 《主に米国で用いられる》 輪ゴム.
Weblioより
恐らくAWSとしては「融通性のある」という意味合いで使ってるっぽい
EC2とECSとECR
EC2
- 正式名: Elastic Compute Cloud
- 何の変哲もない仮想サーバ
- サーバレス界隈では「EC2を使っていいのは小学生まで」と言われているらしい
ECS
- 正式名: EC2 Container Service
- 略称であるEC2の頭文字をとるという荒業
- Dockerをよしなに扱えるEC2と思えばだいたい合ってる
ECR
- 正式名: EC2 Container Registry
- AWS内に作れるプライベートなDockerイメージリポジトリ
- 位置づけ的にはECSの諸々の機能の中にECRが存在する
- なのでAWSコンソールのサービス名検索では現れない
EBとEBS
EB
- 正式名: Elastic Beanstalk
- EC2やロードバランサをまとめて管理するツール
- 設定ファイルを使いまわせばすぐに環境を構築できる
- あまり使われてないっぽいけど意外と便利
EBS
- 正式名: Elastic Block Store
- EC2にマウントするストレージボリューム
- 後から拡張しようとすると地味にめんどくさい
RDSとRDB
RDS
- 正式名称: Relational Database Service
- (オンプレよりは)運用しやすいデータベース
- とはいえフルマネージドではないのでサーバレス界隈では嫌われている
- Lambdaからつなぎに行くと同時接続数制限で死ぬのが不評
RDB
- 正式名称: Relational DataBase
- サービスでなく一般名詞
- RDSと字面も意味もダダ被りなので混ざりやすい
- しかも言い間違えたりしても問題ない場面が多かったりする
SQS、SNS、SES、SMS
SQS
- 正式名称: Simple Queue Service
- キューを放り込むためのもの
- 複数サービス連携しつつ、処理が確実に行われる保証が欲しいってときにお世話になる
SNS
- 正式名称: Simple Notification Service
- なんらかの方法で通知を送るためのサービス
- 「SNS」だけだとSocial Networking Serviceのことだと誤解されるかもしれないので注意
- 「SNSの機能でSMSを使える」とだけ言うとまるでfacebookからメッセージを送れるという話のようだ
- 翻訳すると「Simple Notification Serviceの機能で携帯電話にショートメッセージを送れる」
SES
- 正式名称: Simple Email Service
- メールの送受信サービス
- 初期状態ではサンドボックスに閉じられてるので、サポートに「がっつり使わせて」という申請が必要です。
SMS
- 正式名称: Server Migration Service
- オンプレのサーバをAWSに移行するサービス
- ここでもう一度「SNSの機能でSMSを使える」というフレーズを思い出してほしい
- もはや何を言っているかわからない
最近の動向
サービスの種類が増えてきたからか最近は略称を使わない方向に行ってるっぽい
とはいえ、略称を使うことは多いのでちゃんと相手と文脈を共有したうえで適宜補足をしましょう