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【備忘録】LinuxとMacでのdateコマンドの差異について

Last updated at Posted at 2021-06-30

Linux上にて、特定の日付での挙動を調べるために

date -s "12/31 12:00 2021"

というコマンドを実行して調査指定していました。

これをMacのローカル環境でも調べようと思って同じコマンドを叩くと

date -s "12/31 12:00 2021"

date: illegal option -- s
usage: date [-jnRu] [-d dst] [-r seconds] [-t west] [-v[+|-]val[ymwdHMS]] ...
            [-f fmt date | [[[mm]dd]HH]MM[[cc]yy][.ss]] [+format]

と怒られました。  
「"s"なんてオプションは無え!」ということらしいです。

何でこんなことになるのか

普段からはそこまで差を感じないので「なんとなく同じなんじゃないの」と思い込んでしまっていましたが、MacOSとLinuxはそもそも違います。

まあ当然と言えば当然ですね。

MacはBSDというUnixをベースに作られているらしいです。

対処法

GNU Linuxにおけるdateコマンドと同様のものをbrewでインストールできます。

brew install coreutils

こうすることで、GNU Linuxにおけるdateコマンドと同じ働きをするgdateコマンドが使えます。
これをこのまま使ってもいいのですが、あくまでdateコマンドとして使いたい時は、.zshrcに

alias date=’/usr/local/bin/gdate’

を追記するなどして、エイリアスを定義しましょう。
一応、whichでgdateの保存先などを確認しておくとより確実ですね。

とまあ、ここまで説明しておいてアレですが、

sudo date 123112002021

でも変更できるみたいですね。

今回はdateコマンドでしたが、
- xargs
- sed
- grep
- base64
もBSD UnixとGNU Linuxで挙動が違うコマンドの代表例らしいです。

ここら辺のある程度の知見を持っておきたい…。

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