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オリジナルアバターでGoogle Meetに参加しよう

Last updated at Posted at 2023-12-11

はじめに

本稿では、Vroid Studioで作った3DアバターをGoogle Meetのオンライン会議で自身のアバターとして活用する手順を紹介します。

Vroid Studioでの3Dアバター生成

Vroid Studioを使った3Dアバター生成は様々な記事があるのでそちらにお任せして、本稿では事前に3Dアバター生成(.vrm)が生成されているとします。
※Vroid Studioは、インストールから3Dアバター生成まで簡単に行えます

環境

Macbook Pro(Intel版)で検証しています。Macbook M1/M2/M3の場合は、最後の仮想カメラのCam Twistは使えなと思いますので、代わりにOBS Studio等で代替することになると思います(未検証)。

3teneのインストール、設定

まずは、3tene(フリー版) をインストールします。

インストール後、メニューの新規アバターの登録から + をクリックし、生成した3Dアバター(vrm ファイル)を選択します。

image.png

右のメニューの上にあるフェーストラッキングリップシンク開始 ボタンを押下します。そうすると自分と同じ動きをするようになります。

image.png

顔のアップ

オンラインミーティングでは全身を映すよりも顔を中心に映した方がいいので位置調整を行います。
左メニューの上から2番目の アバター調整 ボタンを押下し、表示された設定画面の 位置XYZ パラメータを調整します。 サンプルを下記に示します。

image.png

顔がアップされました。

image.png

Cam Twistのインストール、設定

Cam Twistをインストールします。

インストール後、アプリを起動し下記のように設定します。

画面左から、

  • Step1 Select a video source
    Desktop+ を選択
  • Step2 Select some effect
    AppleScript を選択
  • Step3 Adjust setting
    Desktop+ を選択
  • Setting
    Confine to Application Windowを選択、 Filter out untitled windowsを選択、Select from existing windwos を選択し、下のリストボックスから 3teneFREE_beta(xxx)

を選択します(3teneFREE_beta(xxx)の画面を仮想カメラで映すイメージです)。 

image.png

Google Meetの設定

Google Meetを立ち上げ、設定の「ビデオ」で Cam Twist ...を選択します。

image.png

 
3Dアバターが自身の顔の動きをトラッキングしながらGoole Meetに参加できます。

image.png

おわりに

年末年始のGoogle Meetでオリジナルの3DアバターでM参加すると楽しそうですね。
今回は、Intel MACでの実装でしたが、今後M1/M2 MACでも実装検証して追記します。

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