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【崖っぷち】18歳でフリーランスになった方法 ー 独立起業までやったこと全て

Last updated at Posted at 2023-01-17

前置き

自己紹介

杉本迅と申します。

年齢は関係のないし、もっと結果を早く大きく出すの人もゴロゴロいる時代

リクエストあったのと、途中経過の小さな成功体験として、恐縮ですが

具体的にどうやってフリーランスのエンジニアとしてお仕事をできるようになったのかを

お話できればと思います。

始めに行っておきますが9割9分9倫くらい失敗しています。




現在

現在は、

DeepRecommend株式会社の代表として

そして、AI系の受託開発で食いつなぎながら零細ですが起業家をしています。

▼ 自己紹介動画はこちら

これから

主にAI、量子コンピューティング、ブレインテックの領域で

やっていこうと思っています。

なぜかというと

分野としてはDeep Techで

バックグラウンドとして

脳について興味を持ってきたからです。

また、脳の分野として抽象化し追求することで

・AI

・拡張知能

・ニューラルネットワーク

・ブレインマシン

・意識の科学

・ニューロマーケティング

・発達障害/精神疾患

・サイケデリック

・バーチャルリアリティー

などの分野を網羅できると考えたからです。

事業を行うにはもっとニッチに絞るべきですが

長期的に脳というひとつの抽象分野に絞ることができれば分野横断は問題ありません。




また、量子コンピューティングは一見すると脳に関係ないですが

量子機械学習というAIの分野に応用されています。

量子コンピューティングは最初はなかなか理解するのが難しく

数学や物理の知識が必要で参入障壁としても高くなるし

数学・物理がどちらかというと得意だったので

この分野もやろうと決意しました。

18歳でフリーランスになった方法

環境設定

はじめに、杉本迅の環境設定について羅列します

・大阪生まれ大阪育ち

・都会でも田舎でもない便利な町にいる

・幼少期からパソコンを触っていたというわけではない

・成績はいつも上の下、中の上

・中卒

・母子家庭

・しかし毒親とか一人っ子ではない

・むしろ楽観的な母と妹と弟がいて全員仲が良い

・友達がいないみたいな、いわゆるボッチ系ではない

普通です

詳しくは、また今度述べようと思います。

とにかく全て試した

高校中退

16歳

3年前に遡ります。

当時高校1年生だった僕はこのままではいけないと

友達を作らず、東大に行くと大口を叩き

1日18時間くらい勉強していました。

このときに、通学中単語帳の合間に少しずつ読んでいた本が**『脳は「ものの見方」で進化する』**で今、脳の分野に興味を持っていることに繋がっています。

そのおかげで大阪の髪型で有名な進学校で偏差値80オーバーを叩き出すことができました。

しかし、成功体験も長くは続かず

バーンアウトのような状態になり

高校には通えなくなりました。

その結果、

一年の単位が取れるかどうかという状態になり

僕は、

高校を中退することを決意しました。

通わしてもらったのにという親への

申し訳なさとプレッシャーと不安と期待が押し寄せる感覚でした。

最終学歴は中卒になるし

当時はまだ何も知りませんでした。

勉強とスポーツと音楽は続けていましたが

僕の場合は、それができたところで何も社会で通用はしませんでした。

哲学・心理・精神

倫理の授業を面白くないなと聞いていたのですが

いざ人生について考える期間を与えられると

倫理の教科書は非常に役に立ちました。

国語は苦手だったので、この状況で一旦ひととおり勉強しました。

精神状態や心理を知るためにも

勉強しました。

ちなみに、当時は尋常なじゃないくらい苦しく

精神科に行ったのですが

全然問題ないみたいなことを言われたのを覚えています。

精神に異常があるのではなく

ちゃんと、自分で考えて、分析して、行動している結果なんだ。

ただ詰め込みすぎただけなんだ。

とポジティブな気持ちにもなりながら

焦る気持ちは消えませんでした。

精神・心理に向き合ったこの経験も脳の分野をやることに繋がっています。

瞑想

当時、人がいる状態が恐怖で仕方なかったのですが

外にでなければ、何も改善されません。

ですので

なるべく人が通らない川辺にいって

長めの瞑想をしていました。

分散と焦りが統合され、穏やかになります。

高卒認定を得て、大学受験を考える

最初はやっぱり大学にいこうとしました。

学校にはいけませんでしたが、点数は出してました。

建築科か数学科か物理科を目指していたので

工学部か理学部であることは確定していました。

近くの塾の先生に相談したりしました。

しかし、ここでもまた挫折を味わいます。

模試を受けました。

その模試が散々で偏差値40くらいまで落ちたのを覚えています。

燃え尽きた状態で勉強はできないことを実感しました。

大学受験を諦めました。

アルバイト

何かやらなければと思いましたが

何もわからなったし、とにかく焦っていたので

馬肉専門店でアルバイトを始めました。

途中からひとつじゃ少ないと感じ始め

某牛丼チェーンも掛け持ちすることになりました。

そんなこともできるはずもなく

やることを増やしたことでミスが増え、落ち込み

家に帰る気もなく近くの公園で寝るという始末。

中々、追い込まれていました。

親にも親友にも警察にもご迷惑おかけしました。

本当に反省しています。

そして、次の日もシフトが入っていたのですが

連絡することなく牛丼チェーンの方をすっぽかし

その日で辞めることになりました。

結局、牛丼チェーンの方は2週間しか続きませんでした。

しかし、本当に馬肉専門店の店長には救われました。

今でも感謝していることがあります。

なんと、僕がバイトをすっぽかした日に

家に来たのです。

そんなことがあるはずがないと思いましたが

情の深い店長でした。

すっぽかしがあったにも関わらず

その馬肉専門店の店長はまだ僕を雇ってくれることになりました。

そこから戦略を変え

思考停止だなと思いながら一応弱い頭で戦略は練っていました。

階段戦略かセーフティネット戦略と読んでいますが、

アルバイトをしながら溜めたお金で正社員になるための勉強する

正社員をしながらフリーランスになるための方法を勉強する

フリーランスしながら経営を勉強する

経営しながら投資の勉強する

みたいな感じです。

読書

この戦略で僕はアルバイトでのお金は全て自己投資に回すことを考えました。

最初に自己投資で最も低リスク高リターンなものは

読書だと考え、本を読み漁りました。

読む本はどうやって選択するのかは今でも悩みですが

その時抱えている問題を解決する本で良いと思います。

余裕が出れば

・専門分野となる本

・別の視点を与えてくれる本

を読むと感覚的に成長が早いです

タイピング

次に、パソコンを購入しました。

タイピングすらできなかった僕はまずタイピングから始めました。

1ヶ月ほどでP検では100点を取れるようにしました。

転売

これは壊滅的に向いてませんでした。

これまで

・芸術(絵画と音楽と建築)

・科学(数学と物理)

・スポーツ(野球とハンドボール)しかやってこなかったので

ザ・ビジネスみたいなビジネスをするのは非常に難しかったです。

また、詐欺に引っかかりかけたこともありました。

アフィリエイト

アフィリエイトも同じです。

今になってはその仕組まで理解していますが

ザ・ビジネスみたいなビジネスをするのは非常に難しかったです。

ライティング

これはコピーライティングやセールスライティングを学んだものの

どこでどう使うのか

まあとりあえずSNSで使うかという感じで

今に活きてはいますが

仕事にはならなかったです。

メルカリで絵の販売

小学生の頃からずっと絵は描いていました。

なので、絵をメルカリで売りましたが

全く売れずでした。

自己分析

これにも時間をかけました。

得意なこと、不得意なことを調べました。

性格もだいたいわかってきて

開放性、好奇心がずば抜けて高く

誠実で物事をコツコツこなしますが

あまりメンタルが強いタイプではなかったので

強くしました。

今でも落ち込みはしますが、寝て、走って、コーヒーを飲んだら立ち直ります。

逆にメンタルを強くしすぎての細部に注意がいかないという弊害もありましたので

そこは注意しなければなりません。

音楽

音楽も中学の頃からずっとやっていました。

絵と同じく人に聞いてもらえたり、広める才能はありませんでした。

最終的にトータルで100曲くらいつくりましたが、感情よりも合理肌の自分には

淡いポップソングなんかは作れないため諦めました。

SNS

JiMというクソダサい名前でクリエイティビティを高める方法について発信していました。

もはや当時それしかありませんでした。

それで一生やっていくのかと問いかけた時

絶対やっていかないだろと考えたので

これも諦めました。

しかしながら、SNSについては続けてはいます。

プログラミング・技術

ご覧の通り

ほとんどうまくいきませんでした。

その中で、

絵を書いたり、作曲したり、元々建築家を目指すほど

**ものづくりが好きで数学が比較的得意(感情より合理)**というバックグランドから

一番プログラミングがカチッとハマりました。

何かを作りたいという目的と動機があると

習得が一瞬でした。

最初は1週間くらいかけてJavaScriptでテトリスを作りました。

背景と友達の顔にしたりして遊んだりしました。

次に、Pythonを学びました。

最終的にデータサイエンティストを目指そうとしましたが

これも階段を踏まなければならないと思い

RubyでWebアプリを作るところから始めました。

アルバイトを継続しながら

失敗人生なのでそれを分析しなければならないとおもい

Errorsという失敗を共有するSNSをポートフォリオとし就活

ちなみに、このErrorsというアプリでクラウド破産仕掛けました。

Amazn RDSのスナップショットで当時の僕にしてはでかい金額である14万を月で請求されました。

交渉して3万円にしてもらいましたが、

海外送金だったし、お金の問題だし危うかったです。

就職

無事、Webエンジニアとしての就職が決まりました。

17歳の頃です。

TypeScriptのフロントエンドエンジニアでした。

とても嬉しかったことを覚えています。

ビルの下で幸せな空気を吸った気がします。

しかしながら、フリーランスのデータエンジニアになりたかったので

もたもたするわけにもいかないので会社には申し訳ないですが、一年半在籍させてもらいました。

それを半年ずつに前期・中期・後期に分けてを述べていきます。

前期(習得の期間)

・Angular習得

・状態管理習得

・Docker習得

・Node習得

・AWS習得

・高校数学(数2B、数3)と線形代数習得

・量子コンピュータに手をつけ始める

個人事業開業

・個人開発のオンライン美術館DeepMuseum開発(※今はないです)

をばーとやっちゃって前期はとにかく習得の期間でした。

次の半年が肝です。

中期(トリッキーな期間)

・AngularとNestJSで芸人のマッチングアプリCmCnをつくる

・そのマッチングアプリが上沼・高田のクギズケ! - 読売テレビで紹介されるチャンスがあるもメールを見逃す

・Django習得

・英会話を始める

・CmCnをピボットしてアイデアとスキルのマッチングアプリDeepConnectをFlutterで作り公開

18歳になる

・自作PCを会社の先輩に聞いて作る(まあまあ高めのGPUが今に活きてる)

・Web(TypeScript)で初の業務委託

・機械学習習得

・量子コンピュータSDKであるcirq・blueqat・qiskitを触る

この辺でTypeScriptとPythonとDartという青い言語に絞っていった感じです。

RubyとJavaScriptはおさらばだ。

Rustもちょっと触ったけど分野的に次はJuliaに行こうと思います。

中期はモバイル・英会話・自作PC・受託・機械学習・量子SDKとイレギュラーでトリッキーな感じでした。

後期(起業準備期間)

・税理士を見つける

・でかい会社に飛び込み営業的なことをしまくる。もちろん、相手にされず

・正式に法人化しDeepRecommend株式会社設立

・ドライバー(友だちの名前)というサービスを始めるも、Uberタクシーが日本で普及していないのを理由に辞退

・オンライン図書館DeepBookを始めるも、収益モデルが甘いし、著作権とかの考慮が割と重いので辞退

・会社の技術研修課題で、『量子最適化を使ってふるさと納税で得するプログラム』を提出し1位を取る

19歳になる

独立

後期は駆け出し起業家という感じで準備期間でした。

無謀でしたが、充実していました。

フリーランスになった方法。どうやって仕事を受注した?

案件ではないです。

僕の場合は、複業クラウドさんを使わせてもらって

お仕事を受注しました。

マッチングアプリのようなUXです。

ぜひ、ご参考までに。

焦りは消えない

どこかの社会的な所属から離れると

外の世界を見るようになります。

外の世界を見ると

中の世界でさえ足元にも及ばなかったような人がいるのに

自分と変わらない歳、むしろ歳下で

・億稼ぐ起業家

・Nature誌掲載

・音楽チャート上位ランクイン

みたいなすごい人たちゴロゴロいます。

ヤバいな俺、クソ雑魚ナメクジじゃんと

会社の中にいながら思っていました。




もう現在では、誰しもが繋がれるので

より可視化できる社会になってしまった感があります。

誰がどんな分野で何をしているかが明確です。

ちょっとどころか、焦りますよね、そりゃ。




まあでも、他人との比較はやってはいけないことなので

できることから着々と進めていきましょう。

ちなみに、他人との比較を辞めるには

他人との比較をしまくって、自分なんてと思いまくって

免疫がつけることだ思います。

多分、井の中の蛙大海を知らず状態で、自分への期待値が高まることが問題です。




またAIで職業が減ったり増えたりするのを見越して、共創するか新たに創るか何か付加価値をつけなければなりません。

最後に

お読みいただきありがとうございました。

完全に要領悪い系だし、打率低いですよね。

まあでも凡人が努力してるなと思ってください。

今でも、ガンガン金稼いでいるとか、突出したなにかがあるタイプでもないので

僕にとっての課題は

特定の分野で継続して結果を出し自分の価値を高めつつ、みんなの目標で利益も追求すること

かもしれません。

努力は辞めた途端に落ちていく下りのエスカレーターを逆向きに登るみたいな感じなので

その位置に止まるか、登るかしなければなりません。




社会については

もっと優しく、個別化し、具体化するんだろうなと思います。

良くも悪くも、大衆が大衆化し、かつてボヤがかかっていたもの高解像度でくっきり見えすぎてしまっています。

余談ですが

そんな感じなので現代のパンク・カウンターカルチャーは

やる気と希望に満ち溢れていることだと考えています。




で、ここで大事になってくるのが

自分を自分自身だと捉えないで

社会現象の一部なんだと捉えることです。

ゆるすぎるという理由で退職する若者もいるし

つらすぎて鬱な若者もいます。

つまり、俯瞰した視点を持ち、ポジションを取ることです。




後は、種蒔きして、1ヶ月で大木が育つことも、1年かけてようやく芽が出ることもあり得るので

できるだけ確率の高い場所・時間で、質の高い種を、早く多く蒔き、定期的に水をやることです。

ご参考までに


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