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AWSへデプロイしてみよう(〜EC2インスタンス作成〜SSH接続 その2)

Last updated at Posted at 2019-10-30

つづきです。

前回の投稿はこちら。。

3.固定IP割り振り

インスタンスを作成した直後はIPアドレスは動的に変化します。つまり、住所がコロコロと変わってしまいます。この状態では、ユーザがアクセスする先がコロコロ変わってしまうため、IPアドレスを固定させます。

画面左上の[サービス]から[EC2]をクリックします。

左のスクロールバーからElastic IPを選択します。

[新しいアドレスの割り当て]ボタンをクリックします。

[割り当て]ボタンをクリックして終了です。

※注意

固定IPアドレスはEC2インスタンスと関連付けなければ、課金対象になり料金が発生します。すぐにEC2インスタンスと関連付けましょう。

インスタンスを停止させる場合は[アドレスの解放]も実施しないと課金されます。
 
アクションボタンをクリックし[アドレスの関連付け]をクリックします。

「インスタンス」の項目に今作ったインスタンスを選択して[関連付け]をクリックします。

4.ダウンロードしたキーペアへの読み取り権限付与

ダウンロードしたキーペアの秘密鍵(xxxx-key.pem)に、自分のみに読み取り権限を与えます。
秘密鍵(achieve-key.pem)があるディレクトリに移動しましょう。
macの場合、デフォルトでDownloadsフォルダに保存されますので、自分のみに読み取り権限を付与します。

cd ~
cd Downloads
chmod 400 xxxx-key.pem

5.EC2へSSH接続する

EC2とSSH接続をするために、以下のコマンドを実行。
キー名は「xxxx-key.pem」、ユーザ名は「ec2-user」
(デフォルトのユーザ名)です。

ssh -i キー名 ユーザ名@パブリックIP

成功すれば以下のように表示されます。

The authenticity of host 'echeast-1.compute.amazonaws.com (5197)' can't be established.
ECDSA key fingerprint is SHA256:46fzHtG4zGNkyQj/vSXgp1ijxoffTK7qNTfYVZmQkJg.
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes
Warning: Permanently added '52.193.249.209' (ECDSA) to the list of known hosts.


       __|  __|_  )
       _|  (     /   Amazon Linux AMI
      ___|\___|___|


<https://aws.amazon.com/amazon-linux-ami/2016.03-release-notes/>
6 package(s) needed for security, out of 15 available
Run "sudo yum update" to apply all updates.
[ec2-user@ip ~]$

6.EC2インスタンスの初期設定

EC2に入った状態で、以下のように管理者権限に切り替える。

$ sudo su -

管理者権限に切り替えると、ユーザが以下のように変更される

[ec2-user@ip-1-250 ~]$ sudo su -
[root@ip-172-31-29-250 ~]#


次にパッケージ管理ソフトウェアのyumを最新にします。

$ yum update -y

7.タイムゾーンなど修正

以下のコマンドを実行してタイムゾーンを変更します。

$ ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
$ vi /etc/sysconfig/clock

VIMが開いたら下記のように編集します。

ZONE="Asia/Tokyo"
UTC=false

次にデフォルトで言語がen(English)になっているため、ja(Japan)に変更します。

vi /etc/sysconfig/i18n

VIMが開いたら下記のように編集します。

LANG=ja_JP.UTF-8

次にLinuxOSを、使用する国の環境に最適化するための設定をします。

vi /etc/cloud/cloud.cfg


VIMが開いたら下記のように編集します。

repo_upgrade: none

locale: ja_JP.UTF-8


続いてswap領域を作成します。
サーバを動作させている中で、物理メモリ(RAM)の容量が満杯になった時点で必要になるのがswap領域、、らしいです。

$ dd if=/dev/zero of=/swapfile bs=1M count=1024
$ mkswap /swapfile
$ swapon /swapfile
$ vi /etc/fstab


VIMが開いたら下記のように編集します。

/swapfile swap swap defaults 0 0


8.新規ユーザー作成

デフォルトユーザであるec2-userで開発するのはセキュリティ的に危険であるため、新しくユーザを作成し、今後はそのユーザで開発するようにします。

useraddコマンドでユーザを作成します。

$ useradd app -G wheel
$ visudo

VIMが開いたら下記のように編集します。


%wheel ALL=(ALL)    NOPASSWD: ALL 
#この行のコメント(先頭にくっついている#のこと)を削除

コメントを解除することで、wheelグループに属するユーザは、パスワードを入力する必要がなくなりました。

つづく。。

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