AWSへデプロイする為に必要なこと
vimの基礎知識
AWSのアカウント
1.vimの基礎知識
- vimでは、カーソルをカーソルキーではなく(h,j,k,l)を使用して動かします。(カーソルキーでも動く場合があります。)
- 編集する時は、iを押して編集モード(insert mode)にします。
- カーソルを動かすときや、vimコマンドを実行する時は、escキーを押して通常モードにします。
- ファイルを保存するときは、通常モードにして、
:wq
を入力し、エンターを押します。 - ファイルを開いて何もせずに閉じたい場合、通常モードにして、
:q!
を入力し、エンターを押します。
1.1 catコマンド
catコマンドを使用することでファイルの中身を、ターミナルに出力させることができます。
1.2 ユーザーには管理ユーザーと一般ユーザーがある
管理ユーザーは全てのファイル・フォルダに権限を持ち、一般ユーザーはそれぞれ持つ権限が異なります。
権限を確認するには ls -l コマンド(ls -la)。
Akihiro-no-MacBook-Pro:hoge Akihiro$ ls -la
・
-rw-r--r-- 1 Akihiro staff 0 8 1 17:36 .moge
drwxr-xr-x 2 Akihiro staff 68 8 2 14:25 fuga
-rw-r--r-- 1 Akihiro staff 0 8 1 17:31 fugafuga
-rw-r--r-- 1 Akihiro staff 0 8 1 17:31 hogehoge
-rw-r--r-- 1 Akihiro staff 9 8 1 18:16 poge
権限は、-rw-r--r--の部分で確認することができます。
1列目 フォルダかファイルかシンボリックリンクであるか
2〜4列目 所有者に対しての権限
5〜7列目 所有グループに対しての権限
8〜10列目 その他のユーザーに対しての権限
1列目 フォルダかファイルかシンボリックリンクであるか?
ファイルの場合は-、フォルダの場合は、dになり、シンボリックリンクの場合lになります。
2列目以降は権限を表します。
権限は3種類。
r read(読み取り権限)
w write(書き込み権限)
x execute(実行権限)
2〜4列目は、所有者に対しての権限を表しています。
rw- となっていたら、この所有者はread/write権限を持っています。
5〜7列目は、所有グループに対しての権限を表しています。
8〜10列目は、その他のユーザに対しての権限を表しています。
1.3 権限の変更
権限を変更するためには、chmodコマンドを使用します。
chmodコマンドを使用する場合、権限は数字で表されます。
4 r read(読み取り権限)
2 w write(書き込み権限)
1 x execute(実行権限)
-------
6 rw-
4 r--
5 r-x
7 rwxという権限、つまり全ての権限を持っていた場合7になります。
2. AWSでサーバを構築する
EC2のインスタンスを作成する。
2.1 AWSアカウントの作成
詳細省きます。
2.2 EC2インスタンスの作成
画面右上でリージョン「アジアパシフィック(東京)」を選択します。
さらに「インスタンスの作成」ボタンをクリックします。
ステップ 1: Amazon マシンイメージ (AMI)
複数の選択肢がありますが、ここでは[Amazon Linux AMI 2018.03.0 (HVM), SSD Volume Type]を選択します。
次は「ステップ 2: インスタンスタイプの選択」画面になりますが、無料プランではt2.microしか選択できませんので、そのまま選択して次へ進みます。
次は「ステップ 3: インスタンスの詳細の設定」画面になります。ここでは設定することはないので、次に進みましょう。
次は「ステップ 4: ストレージの追加」画面になります。
ここでは、サイズは8、ボリュームタイプは汎用になっていることを確認してから、「次の手順:タグの追加」をクリックしましょう。
次は「ステップ 5: タグの追加」画面になります。
今回は「キー」に「name」、「値」に「(アプリ名)-production」と入力してから「次の手順:セキュリティグループの設定」に進みます。
次は「ステップ 6: セキュリティグループの設定」画面になります。
セキュリティグループとはファイアウォールのようなものでアクセス制限をします。この設定を記述することで、どの部分からどのようにEC2サーバー(インスタンス)へのアクセスを許すかの設定を行うことができます。
今回はブラウザなどからアクセスするためのhttpと、コンソールからEC2にログインするためのsshへの通信を許可しましょう。
sshは最初から設定されているので、httpのルールを追加します。
ルールの追加ボタンを押下すると行が一つ増えます。 増えた行のタイプの欄でセレクトボックスからhttpを選択します。
ここでは、セキュリティグループ名と説明欄を、(アプリ名)-sg-ec2とします。
最後にインスタンスの確認を行うと、「既存のキーペアを選択するか、新しいキーペアを作成します」というポップアップ画面が表示されます。
新しいキーペアの作成」を選択します。 キーペア名は何でもよいです。
続いて、[キーペアのダウンロード]ボタンをクリックします。これにより、キーペアの秘密鍵(achieve-key.pem)がPCにダウンロードされ、EC2とSSH接続をするための事前準備ができたことになります。
キーペアの秘密鍵(achieve-key.pem)のダウンロードが完了しましたら[インスタンスの作成]をクリックします。
これでEC2インスタンスが作成できました。
続きます。。