グローバル例外ハンドラーの引数 errorInfo
のActivityInfo.TypeName
からアクティビティの種類を判断することができます。
例
まず、エラーが発生したらログを出力してエラーを再度スローするグローバル例外ハンドラーを作ります。
次に、Trueか確認
アクティビティからエラーをスローするだけのワークフローを実行します。
結果は以下のようになります。
Trueか確認
のエラーを拾ってログが出力できてるのはいいですが、囲ったシーケンスの数だけに再度スローされ同じログが表示されています。
これを防ぎ、シーケンスからのエラーはログを表示しないようにしたのが以下のグローバル例外ハンドラーです。
条件分岐アクティビティを使い、errorInfo.ActivityInfo.TypeName
がSystem.Activities.Statements.Sequence
だった場合はログを表示しないよう変更しています。
結果は以下のように、シーケンスからのエラーログを無くし、Trueか確認
のエラーログだけに出来ています。
参考
動作環境
UiPath.System.Activities 22.10.3