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UiPath (produced with UiPath Friends)Advent Calendar 2024

Day 6

【UiPath】「HTTP要求」でkabuステーションAPIからトークンを取得する【kabuステーション】

Last updated at Posted at 2024-12-19

タイトルの通り、UiPathの「HTTP要求」アクティビティを使ってkabuステーションにAPIで接続し、トークンを取得する。

実装

「HTTP要求」アクティビティを使うが、標準では入っていないのでまずは「UiPath.WebAPI.Activities」パッケージをインストールする。

image.png

インストールしたら「HTTP要求」アクティビティを配置し、「設定」を開く。

image.png

HTTP要求ウィザードが開くので、以下の通り設定する。

  • エンドポイント:"http://localhost:18081/kabusapi/token" 1
  • 要求メソッド:POST
  • 応答を次のとおりに受け入れる:JSON
  • 「ヘッダーを追加」を押して行追加し、以下2つを追加
    • 名前:Content-Type,値:"application/json"
    • 名前:Accept,値:"application/json"

image.png

HTTP要求ウィザードで設定が完了したら、プロパティパネルのオプション項目から「本文」と「本文形式」を設定する。本文のパスワードのところは各自のパスワードを入れる。

  • 本文:"{""APIPassword"":""パスワード""}"
  • 本文形式:"application/json"

image.png

最後に、レスポンスを受ける受け取るために出力項目の「応答コンテンツ」に任意のString型変数を指定する。

image.png

「HTTP要求」の設定は以上で終わり。
ちなみにHTTP要求ウィザードでプレビューを試すとBodyをうまく渡せていないのかパラメータ変換エラーになる。ここは気にせず、一度ワークフローを動かして動作を確認してみてほしい。

image.png

ワークフローを実行し、「応答コンテンツ」で指定した変数をログに書き出した結果がこちら。正常にトークンを取得できていることを確認できる。

image.png

なおパスワードを間違えている場合はエラーコード:4001013が返る。

image.png

「応答コンテンツ」で指定した変数にはJSON形式の文字列が返るので、ここからトークンだけ抜き出したい場合は「JSONを逆シリアル化」アクティビティを使って文字列をJObject変数に変換し、JObject変数("Token").ToStringの形で抜き出す。

image.png

image.png

以上で、無事にトークンだけを取得することができた。
UiPathならAPIを使わなくてもkabuステーション自体をGUIで操作できるが、APIを使えるなら使ったほうが速く安定して動かせるだろう。余裕があれば積極的に活用していきたい。

参考

動作環境

UiPath.WebAPI.Activities 1.21.1

  1. localhost:18081は検証用、localhost:18080が本番用。

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