1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

お題は不問!Qiita Engineer Festa 2024で記事投稿!
Qiita Engineer Festa20242024年7月17日まで開催中!

【UiPath】ファイルを展開 (Unzip) のプロパティについて

Posted at

「ファイルを展開 (Unzip) 」アクティビティのプロパティの「専用フォルダーに展開」、「展開済みコンテンツのフォルダー」、「展開済みのファイル」等についてです。

事前準備

今回検証では以下のZIPファイルを使用します。

  • テキストファイルが一つ入ったフォルダを用意します。
    image.png

  • 圧縮してZIPにします。
    image.png

  • ZIPの名前を変えます。これで準備は終わりです。
    image.png

「専用フォルダーに展開」

入力プロパティの「専用フォルダーに展開」についてです。
image.png

これのチェックがオンだと以下のように
【展開先のフォルダー】\【専用フォルダー(ZIPの名前のフォルダ)】\【ZIPの中身】
の形で展開されます。

image.png

オフだとZIPの名前の専用フォルダーが省かれて展開されます。
image.png

「展開済みコンテンツのフォルダー」

出力プロパティの「展開済みコンテンツのフォルダー」についてです。
DirectoryInfo型の変数で出力されます。

image.png

DirectoryInfo型の変数では.Nameでフォルダの名前、.FullNameで絶対パスが取得できます。その他の使い道に関してはMSのページをご確認ください。

専用フォルダー有りで展開した場合は展開先のフォルダー+専用フォルダーのディレクトリ、専用フォルダー無しの場合は展開先のフォルダーと同じディレクトリーが変数に格納されます。

image.png

「展開済みのファイル」

出力プロパティの「展開済みコンテンツのフォルダー」についてです。
ILocalResource型のコレクションの変数で出力されます。

image.png

ILocalResource型の変数では.FullNameでファイルの名前、.LocalPathで絶対パスが取得できます。ここではコレクションで出力されるため、「繰り返し (コレクションの各要素) 」等を使って変数を確認します。

image.png

image.png

変数にはZIPに格納された全てのファイルが格納されます。
今回の例ではテキストファイル一つでしたが、複数ファイルある場合やサブフォルダが含まれる場合でも全てのファイルの情報を取得できます。

image.png

動作環境

UiPath.System.Activities 24.5.0-Preview

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?