概要
UiPathのStartProcessアクティビティからrundll32.exeを呼んで通常使うプリンターを変更します。
方法
以下のようにパラメータを設定し、実行すると通常使うプリンターが変更されます。
・アクティビティ:StartProcess
・ファイル名:"rundll32.exe"
・引数:"printui.dll,PrintUIEntry /y /n ""Microsoft Print to PDF"""
Microsoft Print to PDF
の部分がプリンター名に当たります。
ここを変数にする場合は、
"printui.dll,PrintUIEntry /y /n """ + 変数名
+ """"
で記述できます。ダブルクォーテーションの数に注意ですね。
もう少し実用的に
成功時は何のメッセージも出ませんが、失敗時はエラーのポップアップが表示されます。
これを拾ってロボットでもエラーを出すようにしてみます。
UiElementExistsで要素の有無を検出して、Trueが返った場合は次のCheckFalseでエラーがスローされます。
プリンター名も変数に持たせるようにしてみました。
これで完成形になります。
参考記事
動作環境
- UiPath 2019.9.2 Community Edition
- Windows 10 Home 1903