出力

Javaで出力するには、System.out.println()を使う。

Main.java

System.out.println("Hello World");

コンソール

Hello World

Javaの構造

Javaの基本的な構造は、クラス部分、メソッド部分、処理部分に分けられる。
クラス部分の中にメソッド部分があり、そのメソッド部分の中に処理部分がある。

Main.java

class Main { // クラス部分
  public static void main(String[] args) { // メソッド部分
    System.out.println("Hello World"); // 処理部分
  }
}

Javaでは変数を定義するときに「データ型」を指定する必要がある。

・数字の変数定義の場合、int 変数名で定義する。
・文字列の変数定義の場合、String 変数名で定義する。

Main.java

int number;
number = 10;
System.out.println(number);

// 変数定義と同時に値を代入することもできる（こっちが基本）
String text = "Hello World";
System.out.println(text);

コンソール

10
Hello World

変数を更新するときは、データ型をつけない。

Main.java

int number = 3;
number = 5;
System.out.println(number);

コンソール

整数の数字のデータ型を表すのがint型であるのに対し、少数の数字を表すのがdouble型である。

Main.java

double number = 3.14;
System.out.println(number);

コンソール

3.14

Javaでは「+」などで文字列を連結させるときは同じデータ型同士でないといけないため、違うデータ型同士の場合は、同じデータ型に合わせる必要がある。

その方法として、「自動型変換」と「手動型変換」がある。

自動型変換の例として、以下のようにString型とint型を足すと、int型が自動でString型に変換される。

Main.java

System.out.println("佐藤さんは" + 23 + "歳です");
// 「"佐藤さんは" + "23" + "歳です"」のようにString型に変換される

※数値の自動型変換の場合は、注意が必要である

int型同士の計算はint型の結果になり、double型同士の計算はdouble型の結果になってしまう。

Main.java

System.out.println(5 / 2); // 2

System.out.println(5.0 / 2.0); // 2.5

int型とdouble型の計算は、double型の結果になる。

Main.java

System.out.println(5.0 / 2); // 2.5
// 「5.0 / 2.0」

変数に数字を格納している場合などで、強制的に型変換したいときは、「キャスト」を使う。
(変換したいデータ型)値

Main.java

int number1 = 13;
int number2 = 4;

System.out.println((double)number1 / number2); // 3.25
// number1の値とnumber2の値がdouble型に変換される