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LIRCインストールから受信テストまで備忘録2020

Last updated at Posted at 2020-06-11

00 LIRC is なに

RaspberryPiなどで赤外線を送受信するために作られたデーモン。
めちゃくちゃ仕様が変わるので悪名めっちゃ高い。(だから私はwiringPi)

01 環境

  • Raspberry Pi ZeroW
  • 赤外線リモコン受信モジュールOSRB38C9AA

02 LIRCをインストール(2020年6月現在)

LIRCをインストールします。
(raspberryPi$はターミナルの部分)

raspberryPi$ sudo apt update
raspberryPi$ sudo apt upgrade
raspberryPi$ sudo apt install lirc

/boot/config.txtの51行目を以下のように変更
(ここが以前との変更点らしく、私含め詰まっている人が多く見受けられました。)

/boot/config.txt
# Uncomment this to enable the lirc-rpi module
dtoverlay=gpio-ir,gpio_pin= inputに使いたいGPIOピン番号
dtoverlay=gpio-ir-tx,gpio_pin= outputに使いたいGPIOピン番号

ここで一旦再起動(serviceのrestartでいいとは思いますが念の為)

raspberryPi$ ls -l /dev/lirc*
crw-rw---- 1 root video 252, 0  6月 20 0:23 /dev/lirc0
crw-rw---- 1 root video 252, 1  6月 20 0:23 /dev/lirc1

再起動して、上のコマンドを実行すると、無事ここまでの設定が完了しているかわかります。
このlirc0は送信用で、lirc1は受信用です。

次に以下のコマンドを実行してみてください

raspberryPi$ lsmod | grep gpio
pio_ir_recv           16384  0
gpio_ir_tx             16384  0

このようになっていればLircがgpioピンを使う準備ができています。

03 リモコンの信号を受信するテスト

先ほど設定したinput用のGPIOピンを赤外線受信モジュールにつなぎます。
今回使ったモジュールではこのような繋ぎ方でした

RaspberryPi側 モジュール側(受信部分が自分に向いている状態)
input用GPIO
GND 中央
3.3V

受信テスト

以下のコマンドを実行します。

raspberryPi$ mode2 -d /dev/lirc1

するとボタンを押すたびに数値が画面に表示されます。

受信テストも終わったところでirrecordコマンドを用いて送信用ファイルを生成するのですが、部屋の環境が悪いせいか、うまく記録してくれないのでうまくいき次第記事にします。

04 参考

LIRC-ArchWiki
Raspberry Pi Zero で赤外線リモコンを作る
Raspberry Pi 3 Model B+とlircを使ってリモコンをコントロールする 1

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