Juliaでガンマ関数とベッセル関数を使う

概要

昔調べた時に結構詰まったので備忘録がわりに書いておきます。

やり方

juliaはccallでmath.hの関数を呼び出せるのでそれを使うだけです

#ガンマ関数
function gamma(x::T) where T
    result = ccall(:gamma,Cdouble,(Cdouble,),x)
    t < typemax(T) ? T(t) : t #引数が整数の場合ガンマ関数は整数を返す方が望ましいため変換　ただしInf行くこともあるのでtypemaxを通しました
end
#第1種ベッセル関数
function jn(n::Integer,x::Real)
    ccall(:jn,Cdouble,(Cint,Cdouble),n,x)
end
#第2種ベッセル関数
function yn(n::Integer,x::Real)
    ccall(:yn,Cdouble,(Cint,Cdouble),n,x)
end

参考文献

math.hの関数

IBM document ベッセル関数
IBM document ガンマ関数
上のIBM documentを探してみると意外な関数が見つかるかも。
ccall周り
Juliaの公式ドキュメント(英語)